パリ・パラリンピックも空飛ぶ聖火台を見に行こう、チュイルリー公園で五輪に続き無料公開
8月28日にパリでパラリンピックが開幕します。オリンピックの開会式でハイライトのひとつだった、チュイルリー公園にある気球型聖火台ですが、パラリンピックに合わせて再び見学が可能になります。予約の仕方をまとめました。
気球型聖火台に再び近づけるチャンス
気球型聖火台「La Vasque」が置かれているのは、チュイルリー公園内の、いつもは丸型の池がある部分。ルーヴル美術館とコンコルド広場、凱旋門をつなぐ直線上に置かれています。
聖火台は、オリンピック同様にふたつの顔があります。ひとつは昼の顔。日中の聖火台は飛んでおらず接地しています。日没後は上昇し、遠くからで聖火台を見ることができます。
聖火台で燃え上がっているのは、霧状の水と光を合わせた擬似炎。二酸化炭素を排出せず、環境に配慮した聖火台です。デザインしたのはフランス人デザイナーのマチュー・ルアヌールさんで、炎はフランス電力(EDF)が開発しました。
予約は公式サイトから無料で可能
聖火台はとても大きなものなので、遠目からでも見ることができますが、事前登録をすれば日中は目の前まで近づけます。予約は2024年パリ大会の「La Vasque」専用のウェブサイトから行います。
「代表者氏名」「メールアドレス」「同伴者(1〜4人まで可)」を入力すると、次に日付と時間帯を選ぶ項目が出ますので、空いている時間を選択して登録完了です。ただし、とても混み合っていて、新しい枠が出てもすぐに埋まってしまいますので、根気強くアクセスしてみましょう。当日朝になると、当日分がウェブサイト上に現れることがありますので、もし希望の日が埋まっている場合は、当日朝を狙いましょう。
予約できると二次元コードが登録したメールアドレスに送られてきますので、登録した日時にそれを見せて入場します。
- 名称
- チュイルリー公園(Jardins des Tuileries)
- 住所
- Jardins des Tuileries 75001
筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。