2024年最新!ニューヨークで訪れるべきランドマーク5選!
アメリカの都市のなかでもひときわパワフルでエネルギーが満ちあふれる場所、ニューヨーク。美しい建造物も多く、歴史や文化を知ることができるスポットもたくさんあります。また、近年の建築ラッシュにより超高層ビルなど新しいランドマークが続々と誕生しています。そんな新旧スポットが混在するニューヨークで、いま訪れたい&訪れるべき5つのランドマークをご紹介します!
1. ニューヨークのみならずアメリカのシンボル、自由の女神
ニューヨークといえば、やはり自由の女神。アメリカを象徴するシンボルでもあり、ニューヨーク観光に欠かすことができない人気のランドマークです。
自由の女神があるリバティアイランドは、当時アメリカの移民管理局があったエリスアイランドに近く、移民管理局から見える女神像は新大陸への夢と勇気の糧でもあったそうです。そんな「自由の国アメリカへの玄関」であったことから、1924年にアメリカ合衆国国定記念物に指定され、1984年にはユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されています。
女神像があるリバティアイランドへは、スタチュークルーズ(Statue Cruises)という専用フェリーでのみ上陸可能です。女神像の王冠に入れるフェリーチケットもあり、こちらは人気なので早めに公式サイトで予約するのがおすすめです。
2. 歴史を誇るNYの王道スポット、エンパイア・ステート・ビル
ニューヨーク州の愛称「エンパイア・ステート(帝国州)」を冠し、完成から90年以上にわたってランドマークとして君臨する高層ビル。その高さは381m(塔の上までは443.2m)。大恐慌のさなかに着工され、わずか約13ヵ月後の1931年4月に完成したビルは、不況にあえぐ人々の明日への希望でもありました。現在は、86階と102階の展望台から摩天楼の景色を一望することができます。
エンパイア・ステート・ビルはイベントごとに色が変わる最上部のイルミネーションも有名です。LED照明の導入により、1600万色の美しいライトアップでニューヨークの街を毎晩照らしています。
3. 近未来を感じる異次元空間、サミット・ワン・ヴァンダービルト
2020年9月にオープンしたのが、超高層ビルのワン・ヴァンダービルト。尖塔を含む高さは427m、ニューヨーク市で4番目に高いビルとなりました。91〜93階部分にあるのが展望台、サミット。ガラスと鏡に囲まれたキラキラの異次元空間は、まさに近未来的世界。空中に浮かんでいるかのような浮遊感と開放感を体験できます。
もちろん展望台なので、ニューヨークの名所をぐるりと見回せる360度のパノラマビューの絶景スポットとしても人気。ガラスと鏡に囲まれているので、スカートを着用する人はレギンスやアンダーパンツなどを履くのがおすすめです。
サミット・ワン・ヴァンダービルトはアトラクションのようなユニークな展望台と近未来的な建築で、今やすっかりニューヨークで必訪のランドマークとなっています。
4. 最大再開発エリアのシンボル、ヴェッセル
1930年代のロックフェラー・センター以来最大の民間プロジェクトとして2019年3月に第一フェーズがオープンした、ハドソンヤーズ。高層のオフィスビルをはじめ、公園、文化施設、展望台やショッピングモールもある複合施設です。すべての施設から集められたデータはAIが管理、空気の状態や通行パターン、電力などがモニタリングされているというまさに近未来都市といえます。
このなかにあるのがハドソンヤーズのシンボルともいえる建築物、ヴェッセル。イギリスの建築デザイナー、トーマス・ヘザウィックによる蜂の巣のようなユニークな形が印象的です。15階建て、総段数約2500、154の階段と80踊り場だけで構成。以前は内部に入り登ることができましたが、現在は閉鎖中です。とはいえ、外から眺めるだけでも圧巻。新しいニューヨークを感じることができるでしょう。
5. 全米最古の美しいつり橋、ブルックリン・ブリッジ
マンハッタンとブルックリンをつなぐ全長1053mの橋。1883年に開通した全米最古のつり橋のひとつで、数々の映画にも登場するニューヨークのアイコンです。橋を吊っている鉄鋼製のワイヤーが特徴で、その美しさから「スチールハープ」と呼ばれています。
橋にはウッドデッキの専用歩道があり歩いて渡ることができます。約30分の道のりですが、とくに晴れている日など、付近のビル群をはじめ自由の女神やエンパイア・ステート・ビルなどを眺めながら歩くと気分爽快。連日多くの観光客で賑わっています。
さいごに
ニューヨークには、上記で紹介した5つの物件のほかに美しい建造物や新しいランドマークがたくさんあります。ガイドブックでも紹介していますので、あれこれ訪れてニューヨーク旅行を楽しみましょう!
Text:なかにしなおこ
Photos: Kayoko Ogawa, Empire State Building, SUMMIT One Vanderbilt, Michael Moran for Related-Oxford, Naoko Nakanishi
※2024年8月現在の情報になります。
地球の歩き方 Plat ニューヨーク
NYの楽しみ方は、人それぞれ。「定番の自由の女神」から「Sumit」まで、めくるめく最旬NYのトレンドスポットや定番の楽しみ方をご紹介。歩ける街NYだからこそ使える!「充実のエリアMAP」が本当にうれしい!
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
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