MRTで行ける台北の人気日帰りスポット淡水で楽しむ夕日絶景とグルメ食べ歩き
夕日が美しい河口の町
台北市内からMRTでおよそ40分の場所にある淡水は台北から日帰り旅行におすすめの町だ。
淡水はかつての名前を扈尾(ホオベエ)といい、台北を流れる淡水河の河口に開けた港町で“台湾のベニス”とも称される。17世紀にスペイン、オランダが上陸し、19世紀にはイギリス領事館がおかれるなど、古くから西洋の影響を受けてきた。そのためか町全体に異国情緒がただよう。
MRT淡水駅を出ると淡水河沿いに老街が広がる。港町ならではの海鮮料理の屋台や巨大ソフトクリームの屋台などが並び、のどかな散歩道が続いている。老街を抜けて少し歩いた山の手には、紅毛城などの古跡が点在している。淡水名物の美しい夕日を見るなら川沿いのカフェのテラス席に陣取るか、中心部から4kmほど離れた漁人碼頭へ向かうのがおすすめ。
食べ歩きが楽しい淡水老街
淡水河沿いの環河道路と中正路に延びる老街。名物のロングソフトクリームやイカ焼きなどの食べ物の屋台が並び、連日縁日のようなにぎわいを見せる。途中の船乗り場からは対岸の八里への渡し舟が運行。クルーズ代わりに乗っても楽しい。
渡し舟で向かう対岸の町、八里
淡水老街そばの船乗り場から渡し船で渡ると、八里の老街が広がっている。海鮮のフライや揚げドーナツの店、淡水名物のムール貝料理の店が並び、終日にぎわいを見せる。周辺はサイクリングコースが整備されていて、レンタサイクルも借りられる。夕暮れ時は対岸の淡水の明かりがキラキラと輝き、ロマンティックな雰囲気になる。
ロマンティックな夕日が見られる漁人碼頭
淡水河の河口に位置する観光漁港。小さな漁港と公園、河口に突き出た長い桟橋(情人橋)があり、カップルや家族連れでにぎわう夕日見物の名所になっている。桟橋の地階にはカフェやみやげ物屋が並んでいる。桟橋の先から出航
し、漁人碼頭と淡水老街そばの淡水渡船碼頭を結ぶミニクルーズも人気。
FAQ
淡水の見どころは?
美しい夕日が有名な町なので、川沿いのカフェや遊歩道などから景色を楽しもう
アクセス情報
- 台北から
- MRT R10/BL12台北車站駅より淡水信義線で終点のR28淡水駅下車。所要約40分、50元。
- 金山から
- バス 淡水客運863「淡水」行きが5:40~21:30に20~50分に1本。所要約1時間10分、75元。基隆発金山経由の862バスもある。
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。