イビサ島で楽しむ夏のバカンスとヨーロッパ屈指のクラブシーン完全ガイド
世界遺産の島で地中海バカンスを満喫
バレアレス諸島のなかでマヨルカ、メノルカに次いで3番目に大きなイビサ島は、イベリア半島の東約80kmに位置する。古くはフェニキア人の渡来に始まり、ギリシア、カルタゴ、ローマ、アラブと次々に支配者が変わり、1235年に再びキリスト教徒の支配下に戻った。こうした歴史の変遷は、エキゾチックな町並みや島民の生活のなかに今も息づいている。
1960年代後半から70年代にかけてはヒッピーが移り住み、「最後の楽園」と呼ばれた。やがて80年代終わりにバレアリックと呼ばれる独特な音楽スタイルが注目されると、イギリスの若者たちが最新の音楽シーンを求めて押し寄せ、ヨーロッパのクラブ文化の中心として脚光を浴びるようになった。
イビサの観光シーズンは、6月中旬から9月中旬にかけて。なかでも7月後半から8月は、世界中からリゾート客やクラバーが押し寄せ、クラブでは夜ごと有名DJによるパーティが開催され、島はまさに「パーティアイランド」と化す。
アクセス
飛行機
マドリードから1時間15分、バルセロナから50分、マヨルカ島から40分。このほか、ヨーロッパの主要都市からイビサ島へ直行便がある。詳細は各航空会社(→P.224)のウェブサイトで確認を。
船
バルセロナから高速船で4時間半〜7時間、フェリーで9〜14時間。マヨルカ島から高速船で2時間〜2時間半、フェリーで4〜5時間。バレンシアから高速船で3時間〜3時間半。便数や料金はシーズンによって異なるので、船会社のウェブサイトなどで確認を。
基本情報
筆者
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