牛追い祭りで有名なパンプローナへのアクセスと観光スポット完全解説
牛追い祭りで知られるナバーラの古都
アルガ河畔の高台に広がるパンプローナは、10世紀から16世紀初頭まで続いたナバーラ王国の首都として栄え、往時の栄華をしのばせる歴史的建造物が残る。また、毎年7月上旬に行われる牛追い祭りは、ヘミングウェイの『日はまた昇る』に描かれ、世界的にその名を知られるようになった。平時のパンプローナは落ち着いたたたずまいの旧市街と、アルガ河畔の公園を散策するだけでゆったりした気分になれる、のんびりとした町だ。
歩き方
鉄道駅は町の北側にある。駅前から9番の市バスに乗り、新市街のプリンシペ・デ・ビアナ広 場 Pl. Príncipe de Vianaで下車。ここから町の中心カスティーリョ広 場Pl. del Castilloへは徒歩5分ほど。広場の南西角から延びるのが、パンプローナが生んだ『ツィゴイネルワイゼン』の作曲家サラサーテの名前を冠したサラサーテ通りPaseo de Sarasateだ。この通りの北側からアルガ川方面にかけてが旧市街。 観光案内所は市庁舎の近くにある。
カスティーリョ広場から北東へカテドラルCatedralに向かい、さらに左に折れてRedín通りを行くと、突き当たりにナバーラ王国時代の城郭があり、アルガ川の展望がいい。この一角には伝統的な居酒屋「カバーリョ・ブランコCaballo Blanco」がある。ここから城壁沿いに左へ向かい、城門をくぐりアルガ川へ下る遊歩道を散策してみよう。やがて川に架かる美しいサン・ペドロ橋に行き当たる。ここから上を見上げると、城壁に囲まれたパンプローナの古い町並みが見渡せる。
観光案内所
- 住所
- San Saturnino 2
- 電話番号
- 948 420 700
- 営業時間
-
聖週間、7 〜 9 月
毎日 9:00 〜 14:00、15:00 〜 20:00
10 〜 6 月(聖週間除く)
月〜土 10:00 〜 14:00、15:00 〜 19:00、日 10:00 〜 14:00 - 休業日
- 1・6、3/19、12/25
パンプローナのバスターミナル
- 住所
- Yanguas y Miranda 2
- 電話番号
- 948 203 566
基本情報
- アクセス
- 列車
-
マドリード・アトーチャ駅から約3時間、€44.80〜78.20、1日4〜6便。
バルセロナ・サンツ駅から約3時間45分、€57.80〜79、1日4〜5便。 - バス
-
マドリードのアベニーダ・デ・アメリカ・バスターミナルからAlsa社のバスで約5~7時間、€30.72~44.65、1日9~11便。
バルセロナからはサラゴサ乗り換えで約8時間。
サラゴサから約2~3時間、€15.70〜16.70、1日8便。
サン・セバスティアンから約1~2時間、1日11~12便。
筆者
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