ヴェンゲンの魅力を歩く 静かな高原リゾートで楽しむ大自然と快適な滞在
グリンデルワルトから見ると、ちょうどメンリッヒェンの向こう側、山の中腹に開けた日当たりのよいテラスの上に、とても静かなリゾートがある。グリンデルワルトより240mほど標高が高く、村には谷底へ通じる道路がない。通りを走る車の数は少なく、排気ガスの少ないきれいな空気と、あふれる日差しを求めて、ヨーロッパや世界中からやってきた人々がのんびりと静養する姿が見られる。村には4つ星ホテルからホステルまであり、長期滞在用のアパートメントも多い。スキーリゾートとしても名高く、毎年1月にはスイスで一番盛大なスキーのワールドカップも開催される。
ヴェンゲンへのアクセス
インタラーケン・オスト駅から、ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)の前寄りの車両に乗って20分(ほぼ30分ごと)。ラウターブルンネンで、ホームの向かい側から出る列車に乗り換えて12分(ほぼ30分ごと)。スイストラベルパス有効。クライネ・シャイデックからは22分(ほぼ30分ごと)。
車で来た場合は、ラウターブルンネン駅前の屋内駐車場を利用する。
ヴェンゲンの歩き方
ラウターの谷とメンリッヒェンの山に挟まれた、狭いテラスに広がる人口1300人ほどの村。家は周辺に点在しており、駅周辺を少し外れるとすぐに牧草地が広がっているためか、もっと小さな村のような印象を受ける。
駅を出ると、左にレストランEigerが1階にあるアパート、右に小さな広場、正面にCoopがある。このCoopの前の道が、村のメインストリートで、ここを左折して沿道の200mほどのエリアがヴェンゲンの中心部だ。主要なホテル、レストラン、銀行、みやげ物屋、スポーツ用品店など、旅行者に必要なものは、ほぼこの通り沿いにある。左折するとすぐ右側にはテニスコート。その向こうにそそり立つ山は、メンリッヒェンからラウバーホルンにかけて連なる峰だ。麓に広がる牧草地は、冬はスキー場になる。通りの左側は店が連なっていて、観光案内所は通りを50mほど進んだテニスコートの手前を右に入った所。すぐ前にメンリッヒェンへのロープウェイ乗り場がある。
ヴェンゲン観光案内所(Wengen Tourismus)
- 住所
- Wengiboden1349b
- 電話番号
- (033)8568585
- 開館時間
- 日~木曜 9:00~19:00(金・土曜は~21:00)
- 閉館日
- なし
筆者
地球の歩き方ウェブ運営チーム
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