河東観光ガイド 自然と歴史を巡る旅 茶畑や古刹を訪れてスローシティーを体感

公開日 : 2023年03月01日
最終更新 :

河東(ハドン)は蟾津江のほとりにある町。慶尚南道の西の端にあたり、河を挟んだ西側は全羅南道となる。緑茶や柿などの農産物のほか、シジミ、モクズガニなど河口の干潟で獲れる魚貝も特産だ。世界的なスローフード運動の「スローシティー」に加盟している。桜の名所としても知られ、茶畑のグリーンをバックにピンクの花が咲き揃う頃は、とてもにぎわう。近郊には双磎寺などの古刹がある。

河東(ハドン)の歩き方

河東と花開(ファゲ)が基点 
河東の見どころの多くは郊外にあり、公共交通機関を使うならバスということになる。いずれにしても便数は決して多くはない。河東はタクシーの数も少なく、足の確保が難しい。最新の時刻表をバスターミナルなどで必ず確認のこと。

河東の名物シジミ&カニ
河東の名物は蟾津江のシジミやモクズガニといった川の幸。モクズガニは上海ガニと同じ種で、蒸しても煮てもおいしい。しかしここに来たら食べたいのがなんといってもシジミのスープ、チェジョプククだ。これでもかというほどシジミがたくさん入った贅沢なスープをぜひ味わってほしい。

アクセス

出発地 手段 所要時間 料金
晋州駅➡河東駅 KORAIL 約30分 W2600
釜山西部市外➡河東市外 市外バス 約2時間30分 W1万2300(一般)
順天駅➡河東駅 KORAIL 約30分 W2600

みどころ

桜並木と茶畑で知られる、新羅時代創建の寺〈双磎寺〉

伽耶建国伝説ゆかりの山寺〈七仏寺〉

知異山に溶け込む韓屋のドラマセット〈崔参判宅〉

筆者

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