まるで魔法!カウンターで臨場感と出来立てを味わう上質な時間「ウェスティンホテル大阪」

公開日 : 2024年09月08日
最終更新 :
筆者 : あんこ

ウェスティンホテル大阪では、期間限定で9月2日より、フルーツの魅力と素材を余すところなく美味しく味わう"Dessert Course"が楽しめます。カウンター越しにパティシエの技を見ながら出来立てのデザートをいただきます。
テーマは「いも くり なんきん・ますかっと」、旬の素材が楽しめ、特に糖度18%以上というシャインマスカット「晴王」にも出会えます。秋のひと時、上質な空間で楽しむ"Dessert Course"をご案内します。

目次

ウェスティンホテル大阪について

都会の中のオアシス

ウェスティンホテル大阪(中央)
ウェスティンホテル大阪(中央)

ウェスティンホテル大阪は、1993年に開業したラグジュアリーホテルで、大阪市北区に位置し、観光やビジネスのアクセスも便利です。また大阪の主要な観光スポットやショッピングエリア、今話題の再開発が進む"うめきたエリア"の近くにあります。

「新梅田シティ」内にあり、隣接する「中自然の森」や梅田スカイビルの北側に広がる約8000平方メートルの里山と、自然にも恵まれ、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな環境です。

緑豊かな自然を見ながら

庭園
庭園

ロビーラウンジ横の緑豊かな庭園です。都会にありながら、自然を感じられる環境が魅力の一つで、優雅に池を泳ぐ鯉を見ているとゆったりと時間が流れて行きます。

  • 中自然の森

    中自然の森

  • 中自然の森

    中自然の森

  • 中自然の森

    中自然の森

ホテルのコンセプトは「東洋と西洋の融合」

美術陶板壁画「南蛮屏風図」 原画:神戸市立博物館所蔵
美術陶板壁画「南蛮屏風図」 原画:神戸市立博物館所蔵


ウェスティンホテル大阪のロビーには、「南蛮屏風図」という大きな陶板壁画が飾られています。この作品は、安土桃山時代の文化を象徴、東洋と西洋の文化が交差する様子を狩野派の狩野内膳により描かれた作品です。

ホテルのコンセプトである「東洋と西洋の融合」を象徴したこの作品は、金箔や当時宝石に匹敵するほど貴重で高価な絵の具"青"(主に左半分に)が使われ、当時の権力者(おそらく豊臣秀吉)の命で描かれたとされています。
初めて訪問するゲストも、重厚な美術陶板壁画や調度品が迎えてくれるロビーから、ワクワク感が始まる事でしょう。

Dessert Courseが楽しめるレストラン「アマデウス」

レストラン「アマデウス」
レストラン「アマデウス」

レストラン「アマデウス」は、3フロア吹き抜けのアトリウム空間で、時間の経過と共に光の変化も楽しめます。また、緑あふれる「中自然の森」を見ながら、ゆったりとお食事を愉しむことができます。開放感あふれる素晴らしい空間です。

シェフズカウンターで楽しむデザートコース

カウンター
カウンター

シェフズカウンターで秋の味覚を楽しむ「いも くり なんきん・ますかっと」は、グラススパークリングワインと6品のデザートコース、お土産付きで、9月2日から10月31日までの期間限定です。

女性パティシエが、可愛く繊細に、そして体にも嬉しい食材を使い、まるで魔法にかけられたようにデザートの一品が目の前で出来上がっていきます。普段は表で見る事がない工程だけに、とても貴重な時間でもあります。

何より筆者が素晴らしいと思うのは、ゲストの様子を見ながら作られており、フレッシュな果物が一番美味しい状態で口に入る事です。

乾杯はグラススパークリングワイン

クレマン・ド・ロワール ブリュット(スパークリングワイン)
クレマン・ド・ロワール ブリュット(スパークリングワイン)

始まりはエレガントなフランス・ロワールのスパークリングワインから。上品なお味で、これから始まるDessert Courseへの期待感を益々高めてくれます。アルコールが苦手な方はノンアルコールも選べます。

シャインマスカット「晴王」を使ったDessert Course

本日使われる果物のご紹介です。シャインマスカット、巨峰、いちじく、りんごです。

岡山県で生産される高品質のシャインマスカット「晴王」が使われます。晴王は糖度18度以上と非常に甘く、大粒で見た目も美しいシャインマスカットに与えられる称号です。そんな素晴らしいシャインマスカット晴王に出会えます。

パティシエが房から、もぎ取り、カットしたシャインマスカットのお味見もあります。

シャインマスカット「晴王」のカプレーゼ

  • モッツァレラチーズとマスカルポーネ、プレーンゼリー

    モッツァレラチーズとマスカルポーネ、プレーンゼリー

  • 秋らしく菊の花が

    秋らしく菊の花が

  • バジルシャーベット

    バジルシャーベット



ライトグリーンと白と赤褐色のコントラストがとても素敵で秋らしく菊の花が散らされています。

一番下から、マスカルポーネとモッツァレラ、プレーンゼリー、バジルシャーベット。ソースはオリーブオイルとバルサミコ、マスカット果汁が。酸味と甘みのバランスがとれ、バジルシャーベットが、爽やかさを口の中で醸し出しています。

スイーツの間のプレーンゼリーはシンプルな味わいなので、上下の食材の風味を引き立てる役割をしています。バルサミコ酢が18度以上の糖度を持つ晴王の甘さを驚くほど引き立てています。

ふわふわ!和栗のクーリー カプチーノ仕立て

栗の香りがほんのり、和栗のスープとふわふわなミルクフォーム、そして器の下には無花果のパンナコッタで、無花果の食感も感じます。
横に飾られているのは、胡桃、渋皮栗の甘露煮です。

食べ方は自由ですが、筆者は、一口ミルクフォームをスプーンですくい、和栗の香りを楽しんだら、飾られている胡桃や渋皮栗の甘露煮をいれて一緒に頂きます。
ふわふわのミルクフォームと共に、秋が口の中に広がります。

シャインマスカットと林檎に彩られた魔法のオートクチュールドレス

今回のシグネチャープレートのテーマは「魔法にかけられたプリンセス」。
煌めくダイアモンドのようにカットされた「晴王」や、コンポートした林檎を丁寧に束ねた深紅のバラなど、パティシエの魔法のような技術が楽しめます。

プレートの美しい絵はカカオバターで描かれています。白いバラの花はマスカットのムースで、
深紅のバラは林檎のコンポートです。ソースはリンゴジュース、レモンバーバナ、ビネガーソースが使われ、さっぱりとした爽やかさでシャインマスカットの甘味を最大限に引き出しています。

左上に妖精が飛んでいるのがおわかりでしょうか。金粉も散らされ、飴細工の細いスプリングも上に飾られています。魔法にかけられたような感覚も味わえる素晴らしい一品です。

求肥の中身は?栗かぼちゃとさつまいもの燻製リゾット

目の前でソース2種を作られます。ヴァンルージュソースで白はシャンパンを、赤は赤ワインをプラスしています。ソースの上の緑色は乾燥させたチャービル(ハーブ)、そしてかぼちゃのパウダーが散らされています。

最後にソースの上にのせられた、こんもりとした求肥は大福餅ではなく、栗かぼちゃとさつまいものリゾットが包みこまれています。上には自家製のサラミがのせられ、目の前で燻製の様子が楽しめます。
パティシエが透明のガラス蓋を開けるとウィスキーオークチップの煙と甘い香りが広がります。
求肥は柔らかく、リゾットはスプーンで上手くすくえ、口の中で秋が楽しめる、とてもお洒落なお口直しです。

蝶も来る素敵なお花畑

パルフェ シャン ド フルール「旬の味覚のお花畑」
パルフェ シャン ド フルール「旬の味覚のお花畑」

まるでお花畑そのものですね!

下から紅茶のゼリー、洋ナシのアイスクリーム、食感を持たせるために硬めに仕上げたプレーンゼリー、ダイアモンドカットされたシャインマスカットや巨峰が飾られ、上にバラの花に形作られた洋ナシのコンポートと和栗のクリームが。
間に生クリームを搾り、贅沢に、またぶどうがのせられ、一番上に焼かれた極薄の飴細工が飾られます。最後にチョコレートで作られた蝶をバラの花にのせて完成です。

息をのむほどの美しい作品、最後は香り高い紅茶ゼリーがアクセントになり、さっぱりと頂けます。

プティフルと食後のドリンク

プティフルと食後のドリンク
プティフルと食後のドリンク
素晴らしい技をお持ちの女性パティシエ (写真掲載許可済)
素晴らしい技をお持ちの女性パティシエ (写真掲載許可済)

食後にお茶と共に楽しむ小さな焼き菓子とチョコレートです。

右からさつま芋のマカロン、塩サブレ、マスカットのボンボンショコラです。

さつま芋のマカロンは、甘さ控え目のサツマイモクリームがたっぷりしぼられ、上には黒ゴマが。まるでお洒落なやき芋ですね。 

塩サブレはビーツとりんごのコンフィチュールがトッピングされ、甘味と塩味が口の中に優しく広がります。

マスカットのボンボンショコラは、ほのかにマスカットの香りで、口の中でとろけていきます。

ドリンクはカフェラテのアイスを選びました。横に広がる中自然の森を散策していて、まだまだ残暑厳しい日だったので、この日にぴったりのドリンクです。

お土産スコーン(3個入り)

かぼちゃとチーズのスコーン3個入りをお土産に。
自宅に帰っても、素晴らしいシェフズカウンターでの魔法にかかったようなひと時を思い出しながら頂けます。

おわりに

秋の食材、それぞれが主役ですが、特に高級なシャインマスカット「晴王」の糖度の高さにビックリ!
最大限にその甘さと美味しさをひきだされた女性パティシエの技を目の前で見られて感動を頂きました。

秋の一日、食欲と芸術の秋が交差するウェスティンホテル大阪 1階「アマデウス」のシェフズカウンターで"Dessert Course"をお楽しみ下さい。

次回の大阪旅の参考になれば嬉しいです。

"Dessert Course"基本情報

期間
2024年9月2日(月)から10月31日(木)
12:00~17:00(ラストエントリー15:30、90分制)
場所
ウェスティンホテル大阪 1階「アマデウス」 シェフズカウンター
※カウンター席のため、大人のみでのご利用をお願いします。
電話番号
06-6440-1062
価格
全6品 お1人様8,000円(税・サービス料込)
※乾杯グラススパークリング/食後 コーヒーまたは紅茶付き
営業時間
朝食: 07:00 - 10:30 ランチ: 11:30 - 14:00
ティータイム: 14:00 - 18:00 (ラストオーダー 16:00)
予約
事前予約制
アマデウス"Dessert Course"を予約する
TEL:06-6440-1062(アマデウス直通)

筆者

特派員

あんこ

生粋の大阪もんです。旅と食べ飲み歩きが趣味です。

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