【鳥取県】ほっこり茅葺き屋根の江戸屋敷にして国の重要文化財「門脇家住宅」秋季公開見学会
こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
朝晩と涼しくなり少しずつ秋の気配を感じるようになりましたネ。気持ちのいい秋晴れの日、鳥取県各地でも色げなイベントが開催されますけぇお出かけの際はホームページなどでチェケラつかぁさい。ということで、大山町(だいせんちょう)にある国指定重要文化財「門脇家住宅秋季公開見学会」が開催されますけぇご紹介します♪
「門脇家住宅」は、明和6年(1769年)大庄屋の屋敷として建てられた旧家。どっしりとした太い柱をたて横に高く組みあげた作りと茅葺き屋根が特徴の大型民家で国の重要文化財に指定されています。また、大山町(だいせんちょう)所子(ところご)は、門脇家住宅をはじめ大規模家屋が残されており重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
個人的には、古くから地域を守っている六地蔵やサイノカミが今も大切に祀られているまち並みが好きです。お出かけの際は、所子散策マップ片手に所子散策をお楽しみつかぁさい♪
屋敷に入るとタイムスリップしたかのような空間でわくわく気持ちが高まります♪ 書画や生活用品など、江戸後期の生活様式をうかがえる貴重な資料が展示してあり家主のわかりやすい説明を聞き見入る時間の楽しいこと。
また、琴浦町(ことうらちょう)にある国指定重要文化財「河本家住宅」と親戚関係とのことで分限者繋がりを実感するのでした。
わざとなのか? 塗り忘れたのか? 意図的なのか? 面白い。
VIP専用のお手洗いとお風呂に向かう廊下手前、服をかけるハンガーラック的なものもあって、当時どんなだったんだろう? と想像しながら屋敷を見てまわるとわくわくします。
ワタクシは、生活感のある風景、建物などが大好きですけぇ台所はじっくり時間をかけて見入りました。賑やかな声が聞こえてきそうな台所では当時使われていたであろう調理器具なども残っていて興味津々!!
この竹なんだろう? どがやって使うだぁ? と思っていたら熱燗を作るときに使うアイテム。おぉ!!
なんちゅう、がいな(大きな)かまどだいや!! さぞや、大きな釜で大人数の料理を作ったりしとったんだろうなぁと想像するに門脇家の分限者ぶりを感じました。残念ながら大きな釜は戦争中、提供してしまったそうで見ることは出来ませんでした。
台所から出る煙突だったのかな? 名残りを見ることもできます。
山陰地方を代表する大型民家「門脇家住宅」の一般公開は、春と秋の年2回。
のんびりとした農村の暮らしを感じさせる風景が広がるまち並みとともに門脇家の歴史や文化に触れられるかと思いますので、鳥取県にお越しの際は、是非お立ち寄りください。みなさんの「鳥取旅」が思い出いっぱいになりますように。
国の重要文化財「門脇家住宅」秋季公開見学会
- 日時
- 2024年11月2日(土)~11月4日(月曜日・祝)10:00~16:30
- 会場
- 門脇家住宅(鳥取県西伯郡大山町別子360)
- 駐車場
- あり
- 入場料
- 500円
筆者
鳥取特派員
miumiu
鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。
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