プンタ・デッラ・ドガーナ
Punta della Dogana/プンタ・デッラ・ドガーナ
現代美術の粋を集めた、中世の「海の税関」
サルーテ埠頭の舳へ先さき、地球を支える2体のアトラスと回転する運命の輪を表す金色のオブジェが輝くプンタ・デッラ・ドガーナ。15世紀には船荷の荷揚げ場「海の税関」と呼ばれていた。ここに2009年、現代美術館がオープンした。古い建物を生かして改装を手がけたのは安藤忠雄。集められた古材と安藤氏ならではの艶やかに輝くコンクリートの打ちっ放しの空間は、展示された現代美術と美しい調和を見せる。展示品はフランス人の実業家で、現代美術の世界的コレクターで知られるピノー氏のコレクション。毎年大規模な企画展が開催され、2019年3/24~12/15は『場と痕跡LUOGO E SEGNI』を開催。ピノー・コレクションのヴェネィア初の公開で30名のアーティストによる約100点の作品を展示。ヴェネツィアの水と太陽のきらめきのなか、五感で作品とその展示空間を楽しみたい美術館だ。
写真
基本情報
- 住所
- Dorsoduro 2
- 電話番号
- 041-2001057
- 開いている時間
- 10:00~19:00
- 閉まっている日
- ㊋、12~3月頃
- 料金
- €18、12~19歳・学生・65歳以上€15 (グラッシPalazzo Grassiとの共通券)
- アクセス
- ヴァポレット乗り場 1番サルーテSalute下船
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