「モリイチ・スタンプラリー」滋賀・守山の名所を巡るお気楽サイクリングイベント

ビワイチ（自転車で琵琶湖を一周すること）の玄関口、滋賀県守山市。本格的なサイクリングは難しいけど、気軽に自転車を楽しみたい！ そんな方にぴったりなイベント「モリイチ・スタンプラリー」が、2019年も開催されます。高い山などのアップダウンがほとんどないフラットな守山市だからこそ可能な、小さな子供からお年寄りまで楽しめる自転車イベント「モリイチ・スタンプラリー」を紹介します。

モリイチとは、モリヤマ一周の略。「モリイチ・スタンプラリー」は、守山市内に設置された10ヵ所の特徴あるチェックポイントを巡ってシールを集める、スタンプラリー形式のイベントです。

ゴール地点を含む4ヵ所以上でシールを集めれば、豪華景品が当たる大抽選会への応募が可能となります。地元の方なら、自宅からスタートして近場だけを周ってあっという間に完走ということも可能です。自転車イベントというと、高価な競技用の自転車が必要なイメージもありますが、モリイチならママチャリでの参加もOK！

そんな「モリイチ・スタンプラリー」は、今年で4回目となり、この冬の11月24日（日）に開催されます。

各チェックポイントは、地元の魅力がたっぷりと感じられるポイントばかり！ 普段はお目にかかれない史跡や守山市で人気のグルメスポット、滋賀のフルーツ王国・守山のイチゴ農園などがみなさんの参加を待っています。

一休さんにゆかりのある寺「少林寺」や、地元守山で昔ながらの醤油づくりを続ける「遠藤醤油」。中山道の宿場町である守山の魅力を伝える「中山道街道文化交流館」など、10ヵ所のチェックポイントでは、それぞれ趣向を凝らした「おもてなし」が待っています。

2018年は、琵琶湖のちかくの漁港では、名産のしじみをたっぷり使った「しじみ汁」が参加者に振る舞われました。

守山市がバックアップする「モリイチ・スタンプラリー」。生粋のサイクリストである守山市長も参加者と一緒に走ります。ただ、どこで市長と遭遇できるかは秘密。偶然出会えたら、ラッキーですね。

ゴール会場となる守山市民運動公園休養広場では、地元店によるフードブースが登場します。また、2017年は守山警察署のブースでは交通安全教室や、警察官の制服を着ることができる催しもありました。守山市全体でイベントを盛りあげようとしているのが伝わります。

守山市のゆるキャラ「もーりー」（※もーりーはホタルの妖精。守山市はホタルの飛ぶ町なのです）も会場を盛りあげてくれます。

お楽しみの大抽選会では、気軽な自転車イベントとは思えないような豪華な賞品が待っています。目玉となるのは、なんと本格的なロードバイク！ ロードバイクを手にしたら、立派なサイクリストの仲間入りです。

ほかには、子供たちに大人気のゲーム機や最新機能の家電、守山市内の名産品店やレストランで使える食事券などが当たります。大盛りあがり必至、目の離せない大抽選会です。

「モリイチ・スタンプラリー」は、11月末の開催ですので、参加する方は暖かい格好で出かけましょう。でも、自転車に乗っていれば身体はポカポカになります。

「モリイチ・スタンプラリー」の会場（守山市民運動公園）へは、JR琵琶湖線守山駅で下車し、駅近くの「レンタサイクル駅りん君守山店」で自転車をレンタルしましょう。自動車では、琵琶湖大橋の近くの美崎自然公園の駐車場に自動車を停めて「守山市ビワイチレンタサイクル」で自転車を借りましょう。

また、美崎公園の隣の「琵琶湖マリオットホテル」1階にある「ジャイアントストア」でも本格的なスポーツ自転車をレンタルできます。もちろん、遠方から自転車で行くのもOK。くれぐれも交通事故等には気をつけてください。

いかがでしたか。小さな子供からお年寄りまで楽しめる自転車イベント「モリイチ・スタンプラリー」を紹介しました。滋賀県で最もサイクリストにやさしい町・守山市で、モリイチの魅力に触れてみませんか。

初回掲載： 2019年10月15日