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マレーシアを初めて訪れる方はもちろんのこと、リピーターでも何を買ったよいのか迷ってしまうのがお土産。そこで、マレーシア在住の筆者が、日本に一時帰国する時に実際に購入して好評だったお土産を紹介します。今回は食べ物や飲み物(紅茶)をはじめ、アジアン雑貨、伝統工芸など熱帯の国マレーシアらしさが感じられ、なおかつ手軽に買えるものを中心に選んでみました。食べ物(お茶、パイナップルタルトなどの伝統菓子類)はスーパーや専門店、アジアンテイストの雑貨や小物はチャイナタウン(China Town)にあるセントラルマーケット(Central Market)など、いずれも気軽に購入できる場所ばかりのものを紹介します。
目次
マレーシア土産のなかで定番のバラマキお土産といえば、地元の食品会社ココアランド社(cocoaland)が製造している「Lot100(ロットワンハンドレッド)」のマンゴーグミ。ほぼどこのスーパーでも扱っていて、入手しやすいのが特徴。33グラム、150グラム、320グラム、1キログラムとたくさんの種類がありますが、店頭では主に150グラム入りのものをよく見かけます。
小さめのグミは、ジューシーで柔らかめの口当たり。食べるとマンゴフレーバーが口に広がりクセになる味です。写真のものは320グラムとちょっと大きめですが、グミは個別包装になっていますので、少しづ小分けにして配ったり、会社や学校などへまとめてひとつ、という時に便利かもしれません。
意外と知られていませんが、すっぱいパウダーをまぶしたバージョン違い的なサワープラス(sour+)マンゴーグミもありますので、トライしてみてはいかがでしょうか。
「Lot100」のマンゴーグミは、スーパーやデパートなどで購入できます。
フィッパー(Fipper)のビーチサンダルといえば、足の裏になじむフィット感と履き心地のよさで知られています。2011年にマレーシアに誕生して以来、良質の天然ゴム素材にこだわるだけではなく、カラフルな色やデザインでタウンユースにも対応する人気のブランド。鼻緒の部分が非常にソフトですから、おろしたてで長時間履いても足の指が痛くなりにくいのがおすすめポイントです。
店内には、さまざまな種類のビーチサンダルが並んでいて目移りしてしまうほど。メンズ、レディース、ジュニア、ユニセックスとたくさんの種類があるため、気に入った一足が見つかりそうですね。お土産だけではなく、常夏マレーシアの思い出に自分用にも一足買ってみてはいかがでしょうか。
アジアンテイストの服をはじめ、雑貨や小物から定番のなまこ石鹸(Seacucumber)まで、プチプライスでいろいろなお土産をゲットできるのがチャイナタウンにあるセントラル・マーケット(Central Market)です。かつては生鮮市場でしたが、今ではクアラルンプール屈指のショッピング&観光スポットとなっています。ここでは、エスニックな斜めがけの布バッグが人気です。テナントによってバッグのデザインや値段が微妙に違いますので、いくつかチェックしてみてください。
ランカウイ島が産地として有名なマレーシア土産といえば、女性に人気のなまこ石鹸。コラーゲンが入っているのだそうです。サイズが同じでも、伝統織物のバティック布に包まれているものは、やや値段が高めです。レモングラス、マンゴーと南国系の香りがおすすめです。
熱帯のイメージがあるマレーシアですが、実は紅茶の産地でもあります。特に、クアラルンプールの北に位置する高原、キャメロン・ハイランド(Cameron Highlands)は、国内最大の紅茶製造メーカーのボー・ティー(Boh Tea)のプランテーションがあることでも有名です。ボー・ティーは、国内のほとんどのスーパーで扱われており、ベーシックな赤い箱のティーバックは、50包入りとバラマキお土産にもぴったり。
そしてもうひとつ、もともとはボー・ティーと同じ会社だったキャメロン・バレー・ティー(Cameron Valley Tea)も、同じくキャメロン・ハイランド産の紅茶として国内ではよく知られています。流通量が少ないようで、現地に行くと、大地の匂いが香りたつ希少性のある高級グレードの紅茶として人気です。クアラルンプールでは、高級スーパーなどで見かけることもありますので、コーヒー・紅茶コーナーではぜひチェックしてみてください。両方を飲み比べてみてもよいかもしれません。
どちらの紅茶も、高級スーパーのコーヒー・紅茶コーナーなどで入手することが可能です。
マレーシアが誇る伝統工芸品として世界中にその名を知られているのが、錫(すず)製品のロイヤル・セランゴール(Royal Selangor)です。保冷性が高く、耐久性もよいことから、ビアジョッキやワイングラスなどがお土産として人気です。ただし、職人が手作業で模様を打っていくため、なかには高価な芸術品のようなアイテムもあります。
フォトフレームやタンブラーなど、ロイヤル・セランゴールの製品は末長く使えるため、結婚や出産祝いなど贈答用としても人気です。デパートや路面店のほかに、クアラルンプール郊外にあるロイヤル・セランゴールのビジター・センターには、ラインアップが豊富なショップが併設されています。見学がてら足を延ばしてみてもよいかもしれません。
最後に、日本に居ながらネットで海外のお土産を購入できるサービスを紹介します。
マレーシアの旅行で、あの方へのお土産は何にしようと考えるのは楽しいものですが、会社の同僚への「バラマキ用」のお土産探しとなると気が重くなる方も多いのではないでしょうか。また、現地でのお土産を探す時間を削減したい、重い荷物となって帰国するのを避けたいという方に、オススメのサービスがあります。
海外お土産の「迷う・探す・持ち歩く」手間から開放してくれるサービスが、JTBの「ワールドショッピングプラザ」です。オンラインでマレーシアのお土産を旅行前に購入したり、旅行後に「あの人にお土産を買い忘れてしまった」にも対応できるので便利です。次のマレーシア旅行は、希望日に自宅へ宅配してくれるお土産のネット購入もオススメです。
いかがでしたか。バラマキお土産から伝統工芸品まで、マレーシアらしさを感じられるお土産を紹介しました。スーパーやデパート以外では、夜市(パサマラム)、本屋やモールの通路などに出店しているストール(屋台系の店舗)などでも、おもしろいお土産が見つかります。時間があったらそちらもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。