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イタリア・ローマのお土産に迷ったらコレ!? 在住者がおすすめする粋なお土産5選

田澤 龍太郎

田澤 龍太郎

イタリア特派員

更新日
2018年12月27日
公開日
2018年12月27日
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ローマならではのお土産を見つけよう!

永遠の都「ローマ」には、首都であり、文化、歴史、芸術の中心ということもあり、イタリア中の名産品が集まってきます。イタリア各地の品々が手に入りやすいことから、お土産選びもきっと楽しい思い出となることでしょう。イタリアのお土産といえば、チョコレートやワイン、パスタ、オリーブオイルなど、日本でもお馴染みの品々が思い浮かびますが、今回は、イタリア・ローマならではの粋なお土産を紹介します。イタリア旅行が楽しくなる、贈ってうれしい貰ってうれしいお土産を厳選しました。

(1)老舗カフェ「TazzaD’Oro」のエスプレッソ

ローマでも有数の老舗カフェ

1944年にローマの旧市街で生まれたカフェ「Tazza D’oro(タッツア・ドーロ)」は、「黄金のカップ」という意味を持ち、ローマでは知らない人はいないというほど、老舗中の老舗のカフェとして知れています。このカフェの香り高い挽きたてのエスプレッソは、中央・南アメリカ大陸より厳選されたコーヒー豆を輸入して、一杯ずつていねいに提供されています。

コーヒーは、豆もしくは挽いた粉のいずれかを選ぶことができます

家庭でもここの伝統的な味を再現できるようと、コーヒー豆と挽いたコーヒー粉がお土産用に販売されています。また、直火式エスプレッソメーカーやコーヒーカップも売られていますので、コーヒーとセットで買うことができます。

センスのある袋に包装されているローマのコーヒー豆

コーヒーに対する強い情熱を持つイタリア。濃い目に抽出されたエスプレッソの味は、もはや世界中に知れわたっていることでしょう。「Tazza D’Oro」の洗練されたバリスタ(コーヒーを淹れる職人)のコーヒーを一杯飲みながら、お土産を吟味するのがオススメです。

(2)夢が広がる「Bartolucci」のピノッキオたち

かわいらしい雰囲気たっぷりのピノッキオの工房

1940年に日本で公開されたディズニーの長編アニメーション映画『ピノキオ』。その原作である童話『ピノキオの冒険』は、イタリアの作家であるカルオ・コッローディの児童文学作品であり、イタリアのこの地で生まれました。今日まで100年以上にわたり読み継がれるこの物語のキャラクターをモチーフにした店が、イタリア・ローマにあります。

木製の手作り時計は、部屋のインテリアを豊かにしてくれます

創業1963年と歴史の古い「Bartolucci(バルトルッチ)」は、現代の技術と伝統的な技術が融合した手作りの木工製品がとても魅力的なピノッキオ専門店です。ピノッキオを中心に、童話に登場するさまざまなキャラクターがかわいらしいグッズになって売られています。ディズニーファンならずとも、お土産としてよろばれること間違いないです。心癒される店内を歩きながら、お気に入りの逸品を見つけてください。

(3)世界的雑貨店「Pylones」でローマ限定品探し

センスある店内は、まるでおもちゃ箱のような空間

1985年にフランスのパリで生まれたデザイン雑貨ブランドの「Pylones(ピローヌ)」は、ユニークな商品に溢れ、誰もが心惹きつけられます。日本にも店舗があることから、ファンの方も多いのではないでしょうか。イタリア・ローマ店を覗くと、そこはまるでおもちゃ箱のよう。こちらの店舗には、ローマならではの雑貨があります。

ローマの街をデザインしたマグカップ

店内では、まさにローマのお土産と一見しただけでわかるような、ローマの地図や街のシンボルをデザインしたマグカップや扇子、眼鏡ケース、キーホルダーなどが売られています。また、イタリア各地(ベネチアやフィレンツェ)がデザインされたグッズもありますので、もし当地で買い忘れた場合もローマでまとめて買うことができます。

さまざまな種類を揃えたローマグッズ

ローマにある「Pylones」は、トレビの泉とパンテオンの間にある道の途中にあります。それぞれの観光の合間に、お土産として、ここでかわいらしい雑貨を探してみてはいかがでしょうか。なお、「Pylones」は、となりの国フランス生まれの雑貨ブランドですから、ここローマ店では、日本には出品されていないこの地ならではの限定品が見つかるかもしれません。

(4)コロッセオと同じ大理石で作る「Fiorentuni」の表札

看板のない工房への入口

ローマの観光名所のひとつであるスペイン広場近くのVia Margutta(マルグッタ通り)には、ローマで最後の大理石工とされるフィオレンティーニ(Fiorentuni)氏の工房があります。こちらの工房では、オリジナリティーに溢れた表札を作ってくれます。

さまざまな文字が彫られた大理石の表札

表札となる大理石は、建築材料としても使われていた古代ローマから伝わるトラバーチン(Travertino)です。トラバーチンは、ローマ郊外にあるティボリ(Tivoli)地方のラテン語名のTiburに由来します。ローマのコロッセオは、そのトラバーチンを使用した世界最大級の建築物として知られています。コロッセオと同じ大理石に、自分が希望する好きな文字を掘ってもらえれば、まさに歴史的ロマンがあるお土産になること間違いないです。

小さなサイズもありますので、日本へのお土産にいいかも!?

ほかにはないイタリア・ローマのお土産物を探すなら、このフィオレンティーニ氏の工房を訪れてみましょう。あなただけの表札を依頼すれば、世界にひとつだけのオリジナルなローマのお土産となります。

(5)ミケランジェロが愛した「FabrianoBoutique」の紙

おしゃれな空間を覗けば、買いたい衝動に襲われること間違いなし

創業が1264年と、750年以上の歴史を誇る文房具店の「Fabriano Boutique(ファブリアーノ・ブティック)は、ベートーヴェンやミケランジェロが愛した紙で知られます。長年の技術と経験の積み重ねが高品質の紙を生み、現在では、パスポートの紙やユーロ紙幣の製造を手掛けています。

店員自らがオススメするペンと筆箱セット

店内には、紙で作られた雑貨、アクセサリー、魅力的でシンプルなデザインが施されているカレンダー、ノート、色鉛筆、さらには木で作られた鞄などが並び、歩いた先々で買いたい衝動に駆りたてられます。この ”メイド・イン・イタリー” のデザインと紙は、イタリア人の間でも大事な人へのプレゼントとして重宝がられるほど人気です。

かわいらしい色鉛筆のセット

「Fabriano Boutique」の文房具は、歴史がありながら、スタイリッシュなデザインと機能的な使い心地で多くのイタリア人の心を離しません。大切な人へのお土産はもちろん、自分へのお土産として、日常使いにもオススメです。

イタリアのお土産がオンラインで購入できる!大量購入や「バラマキ」用にも最適なサービスとは?

イタリア風景スパゲティ1本

最後に、日本に居ながらネットで海外のお土産を購入できるサービスを紹介します。

イタリアの旅行で、あの方へのお土産は何にしようと考えるのは楽しいものですが、会社の同僚への「バラマキ用」のお土産探しとなると気が重くなる方も多いのではないでしょうか。また、現地でのお土産を探す時間を削減したい、重い荷物となって帰国するのを避けたいという方に、オススメのサービスがあります。

海外お土産の「迷う・探す・持ち歩く」手間から開放してくれるサービスが、JTBの「ワールドショッピングプラザ」です。オンラインでイタリアのお土産を旅行前に購入したり、旅行後に「あの人にお土産を買い忘れてしまった」にも対応できるので便利です。次のイタリア旅行は、希望日に自宅へ宅配してくれるお土産のネット購入もオススメです。

イタリアのお土産を検索

いかがでしたか。イタリア・ローマならではの粋なお土産を紹介しました。今度のイタリア旅行の参考にしてみてください。

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