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【一般試写会招待】驚くべき実話!アフリカの14歳の少年は荒れ果てた土地で、 どうやって電気と未来を手に入れたのか?映画『風をつかまえた少年』

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2019年6月19日
公開日
2019年6月19日
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映画『風をつかまえた少年』

驚くけれど本当の話 14歳の少年は荒れ果てた土地の真ん中で、どうやって電気と未来を手に入れたのか?2010年に日本でも出版され、世界を驚かせ、興奮させた1冊のノンフィクション「風をつかまえた少年」が、映画化。後にタイム誌の「世界を変える30人」にも選ばれた少年のひたむきな想いと親子の絆が学ぶことの大切さを伝えてくれる感動の実話『風をつかまえた少年』が8月2日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 他全国順次公開となります。

『風をつかまえた少年』ストーリー

『風をつかまえた少年』ストーリー

【ストーリー】
その日はウィリアム(マックスウェル・シンバ)にとって、晴れやかな一日になるはずだった。2001年、アフリカのマラウイ。ウィリアムは父のトライウェル(キウェテル・イジョフォー)が買ってくれた制服を着て、張り切ってカチョコロ中等学校の入学式に出席する。

ところが、帰り際に担任のカチグンダ先生(レモハン・ツィパ)から、学費を払わなければ退学だと言われてしまう。

だが、雨が続いて収穫ができず、家にお金はなかった。ウィリアムの姉のアニー(リリー・バンダ)は大学進学を希望していたが、こちらの入学金のめども立たない。末っ子の赤ん坊の世話で忙しい母のアグネス(アイサ・マイガ)は、それでも明るく気丈に父を励ましていた。

長く激しい雨がようやくやんだら、今度は連日の日照りで土地が干上がってしまった。理科が得意なウィリアムは、自分でバッテリーを作ってポンプを動かし、畑に水を引こうと思いつく。未だ学費は払えず退学は決定的だったが、理科の授業だけこっそりと受けていたウィリアムはカチグンダ先生に相談し、姉と先生が内緒で付き合っていることを秘密にするのと引き換えに、図書館に出入りすることを許してもらう。さっそく「エネルギーの利用」という本を読み、風車を使って充電した電池でポンプを動かせば、乾季でも穀類の栽培ができ、収穫が2倍になると学んだウィリアムは、希望に目を輝かせるのだった。

貧しい村、わずかな収穫物、思い通りにいかない計画の中でも、図書館へ通い、村に電気をつくろうと奮闘努力する。非協力的だった父も次第に心を開き…。今、父と息子と村の人々がひとつになって、自らの手で輝く未来をつかもうとしていた─。

という、実話が基になっているストーリー。

アフリカの小国「マラウイ」

アフリカ大陸の南東部に位置する内陸国マラウイ

アフリカ大陸の南東部に位置するマラウイ共和国。首都は、モザンビークとザンビアの国境にほど近い、リロングウェ。北海道と九州を合わせたほどの国土に約1,500万人の人々が暮らしています。国土の大部分を占める「マラウイ湖」は、ユネスコ世界遺産にもなっている、マラウイのシンボル。海に面している部分のない、内陸国でありつつも、その水源は豊かなものです。また、かつて英国領であったことから、英語が通じるアフリカの国のひとつでもあります。

少年の挑戦を通して垣間見るマラウイ

~多面的な貧困の課題、そして魅力と潜在性~

マラウイの都市部では電気を使う家庭も多いが、農村部の電化率は現在も4%に留まり、調理には木を伐採して薪を利用するのが一般的で、夜には灯油ランプやろうそくなどを使用することもありますが、基本的には暗くなったら就寝する家庭が多い。乾電池を使用するラジオ以外の家電製品は農村部ではなかなかお目にかかる機会もない。このような食糧・教育・電化事情がある中で、学校を中退せざるを得なかった少年が、風力発電に取り組み、食糧増産を目指すということが、どれだけ切実な課題だったのか、そしてどれだけ画期的なことであったかがお分かりになるかと思います。
(日本マラウイ協会理事、東京大学大学院新領域創成科学研究科客員共同研究員:草苅康子さんの本作へ寄稿したコラムより)

公開情報

公開情報

学ぶことが未来を切り開き、人生を豊かにしてくれる。それは子供たちだけではなく、私たちすべての人々が生涯を通して忘れてはならないこと。夢と希望を捨てなければ、どんな人生にも不可能はないと少年ウィリアムが教えてくれる、感動の実話を映画化した『風をつかまえた少年』は、8月2日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 他全国順次公開となります。

■『風をつかまえた少年』
8月2日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館 他全国順次公開
URL:https://longride.jp/kaze/
監督・脚本・出演:キウェテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
© 2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC
提供:アスミック・エース、ロングライド 配給:ロングライド

一般試写会プレゼントのお知らせ

一般試写会プレゼントのお知らせ

今回、『風をつかまえた少年』全国公開を記念して、この記事をご覧いただいた方の中から抽選で5組10名様を試写会にご招待!この記事の「お気に入り」をクリック、タップしてからご応募ください!

ご応募はこちらから。
※応募期間:2019年6月19日(水)~2019年7月10日(水)
※ご当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせて頂きます。

■試写会概要
■日時:2019年7月22日(月) 18:30開場/19:00開映
※上映前にイベント実施の可能性あり
■上映時間:115分
■会場:ユーロライブ
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F

「息子にも観せたい!」辻仁成さんトークショー

ユーロライブでおこなわれた、辻仁成さんのトークショー

7月22日、都内某所でおこなわれた一般試写会イベントには、作家、ミュージシャン、映画監督として、パリを拠点に創作活動を続け、シングルファザーとして息子の子育てに取り組む姿も注目を浴びる辻仁成さんをゲストに迎え、トークイベントを実施しました。

辻さんは、本作の感想について一言、「これから皆さんが観るので、あまり言えませんが、いい映画でした」としみじみと語り、会場からは笑い声が。続けて「全編を通して映像がとっても綺麗で、実話の元になった方も最後に出てきて、二度感動する。電気がない場所で、学ぶことを知った少年が、自家発電で風車をつくり上げることの大変さや、人間の限りない力、ひたむきに努力する姿に心が洗われました。感動し、映画の力を改めて感じた。」と本作への熱い感想からイベントがスタート。

辻仁成さん

本作のテーマである学ぶことについて、辻さんは「生涯学習で100年の時代に入った。定年が65歳であれば、残りは35年ほどあるなかで、学ぶことが大切だと思う。人生、老いないために続けることで脳は活性化するし、未来も開けていくと思う。ウィリアムが風車をつくりあげたことで、電力が供給されたし、一番いいことはウィリアムの周りの人たちも、風車について知り、学ぶことができた。いつまでも、いくつになっても学ぶことができることを、この映画は教えてくれる。」と独自の視点で学ぶことの大切さや、それが周囲を変えていくことの素晴らしさについて語り、現在、アメリカに在住しマラウイに貢献するべくビジネスをてがけているウイリアム氏に触れ、「息子もウィリアムのように、将来日本とフランスを繋ぐ仕事をすることが夢だと言っている。未来に絶望せず自分たちが生きる環境をつくっていきたいんだと話している。若い世代は絶望や悲観的な視点ではなく、常に希望を持っていると思う。」と、息子さんや映画のウィリアムと同じ若い世代に向けた思いで締めくくり、イベントは大盛況のもとに幕を閉じました。

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