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大阪府枚方市にある「ひらかたパーク」。大阪人は「ひらパー」と親しみを込めて呼んでいます。ひらかたパークは、1910年に枚方市の隣りの寝屋川市で、香里遊園地という名前で開園しました。その後、枚方市に移転し、ひらかたパークとなりました。現在まで営業し続けている日本の遊園地のなかでは、もっとも古い歴史を持つ大阪が誇るべき遊園地です。ひらパーの魅力を紹介します。
ひらパーには、観覧車やジェットコースターなど40以上のアトラクションがあります。乗り物の種類だけなら一般的な遊園地とかわりませんが、季節の移り変わりを楽しむことができるのがひらパーの特徴のひとつです。春は、桜やチューリップ、菜の花。春と秋には、ローズガーデンで美しいバラを見ることができます。
季節のイベントも数多く、イースターにハロウィン、冬にはライトアップが開催されます。夏はプール、冬にはスケートが楽しめます。一年中、いつ行っても楽しいひらパーは、大阪人にとって身近な遊園地なのです。
遊園地では珍しく、「ヤッテミ~ナ」というアスレチックが園内にあります。LEVEL1からLEVEL5まで、もろもろ20のアスレチックがあります。自分のレベルに合わせて、アスレチックに挑戦することができます。
「ヤッテミ~ナ」は、「あたま系アスレチック」として、どうやったらクリアできるのかを自分で考えながら進むことができるのが特徴です。子供と一緒に来れば、「去年はできなかったのに、今年はできた!」と子供の成長を感じることができるでしょう。
ひらパーは、動物も飼育されています。ワンダーガーデンには、プレーリードッグ、レッサーパンダ、コツメカワウソ、リスザルなどがいます。
また、出口近くには「どうぶつハグハグたうん」があります。こちらは、ひらパーのフリーパスは使えませんが、別途500円で入場できます。室内型の動物ふれあい広場で、アルパカ、カピバラ、フクロウ、ペンギンなどがいます。土・日曜・祝日(1日に2回)は、どうぶつパフォーマンスショーが行われます。
ひらパーには、「ひらパー兄さん」という園長の役割もはたすキャラクターがいます。歴代のひらパー兄さんは、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一さん、ブラックマヨネーズの吉田敬さんでした。3代目(現在)は、「超ひらパー兄さん」として、V6の岡田准一さんがつとめます。
岡田さんは、枚方市の出身で、ポスターやCMで地元の観光振興などにも貢献しているのだとか。男前で、演技派の岡田さんからは想像できない、ギャグ要素が満載のポスターなどが話題です。
ノームショップというおみやげやには、園長資料室があり、「岡田園長」になりきった写真を撮ることができます。園長グッズも販売されていますので、現地で確認してください。
ひらパーのチケットには、「ひらパーGo!Go! チケット」があります。入園料と電車の料金がセットになったものです。京阪電車版、Osaka Metro版などがあり、電車でひらパーに行く方におすすめです。これらは、各電車の駅でしか購入できません。電車に乗る前に駅で購入してください。上の写真はOsaka Metro版で、駅の改札に通すことができます。そのままひらパーに入園することもできますし、フリーパスを購入するときには、提示すると割引が受けられます。
ひらパーでは、入園料と乗り物のフリーパス料金は、別だてになっています。子供だけで行動できるのであれば、保護者は入園料だけ、子供はフリーパスも購入というのもおすすめです。
チケット売り場が長蛇の列ということはあまりありませんが、混雑しそうな時期は入園券だけを事前に購入しておいて、園内のインフォメーションでフリーパスを購入してもよいでしょう。
ひらパーには、並ばずに乗れる「ファストパス」のようなものはありません。ゴールデンウィークやお盆の時期は、アトラクションによっては1~2時間待つものもあるようですが、ほとんどのアトラクションは待ち時間がないのもうれしいところ。
ひらパーの最寄り駅は、京阪電車・枚方公園駅です(下車、徒歩約10分)。駐車場がありますが、ゴールデンウィークやお盆の混雑時は、公共交通機関での来園をおすすめします。
いかがでしたか。これからの季節、ハロウィンのディスプレイやイベントが楽しみなひらパー。イベントホールでは1年中イベントが開催されます。ひらパーに入場しなくてもイベントホールへ入場できるイベントもありますので、ひらパーのホームページをチェックしてみてください。