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万博記念公園の紅葉の見所を紹介します。万博記念公園では、紅葉まつりが2019年11月2日(土)から12月1日(日)まで開催されます。1970年に開催された大阪万博の跡地に造られ、約260ha、甲子園球場約65個分という広大な敷地面積を誇る自然豊かな万博記念公園へ、紅葉を見に行きませんか。
まずは、日本庭園に入ってみましょう。入ってすぐの中央休憩所から望む心字池(しんじいけ)の紅葉。「心」の文字をかたどった池で、美しい日本庭園です。ベンチに座って庭園を眺めると、心が落ち着いてくるはずです。
次は、茶室に向かってみましょう。普段は非公開の茶室「汎庵・万里庵」が、紅葉まつりの期間中は特別公開されます。武家住宅様式の書院造りの汎庵(はんあん)と藁ぶきの小さな万里庵(ばんりあん)。汎庵の方では呈茶がありますので、美しい紅葉を見ながらおいしい和菓子と抹茶をぜひお楽しみください。
イロハモミジとヤマモミジが多い万博記念公園。茶室前のモミジは特に美しいです。とっておきの1枚が撮れるといいですね。
前夜の雨に濡れて一層美しくなっていた苔。ビロードのような緑に深紅の葉は、思わず見とれてしまいました。
日本庭園の西側のいちばん奥にある深山の泉。この辺りはあまり人が来ませんので、ゆっくり紅葉を楽しむことができます。
次は日本庭園を出て、自然文化園の西大路に向かいます。せせらぎ広場から西大路広場まで真っ直ぐにつづく、プラタナスの並木道が圧巻の光景です。プラタナスの樹高は25mにもなります。
紅葉は園内のいたるところで見ることができます。森の空中観察路ソラードや、紅葉渓もおすすめです。赤く色づくモミジだけではなく、ケヤキ、イチョウ、プラタナスなどの黄色に染まる樹木もぜひ見ておきたいところです。
紅葉まつり期間中は、日本庭園中央休憩所で落語やコンサート、箱庭づくり教室などが開催されます。詳細は万博記念公園の公式サイトでチェックしてみてください。
養成講座を受講されたボランティアガイドによるもみじガイドが、2019年11月12日(火)から12月5日(木)の火・木曜、11月23日(土祝)、12月1日(日)に1日6回開催されます。
自然文化園の紅葉の樹々をみて回るガイドツアーは、所要約30分、参加費無料、事前申込不要で誰でも参加できます。ぜひご参加ください。パンフレットには「冬咲きの桜も紹介」と記載があり、非常に気になるところです。
いかがでしたか。万博記念公園の紅葉の美しさが少しでも伝えられたでしょうか。11月半ばから11月末にかけてが見頃だと思われますので、ぜひおでかけけください。
なお、紅葉の見ごろは、今後の天候によって変動しますので、最新情報を確認してでかけましょう。