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フランスと日本の時差は何時間? 日本からの飛行時間は?

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2019年11月2日
公開日
2019年11月2日
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フランスの旅では、時差など「時間」に留意©iStock

フランス旅行に行くときに、まず気になるのは時差ではないでしょうか。ここでは日本とフランスの時差はもちろん、時差の計算方法、日本からの飛行時間や時差ボケ対策などフランス旅行に役立つ情報をご紹介します。

フランスと日本の時差

東京が正午のとき、パリは午前4時©iStock

フランスは中央ヨーロッパ時間(Central European Time – CET)を採用しています。日本との時差は8時間。日本はフランスよりも8時間進んでいるので、日本時間から8を引くとフランス時間になります。つまり、日本の18:00がフランスでは同日の10:00となります。逆にフランスにいる場合には、現地時間に8を足すと日本時間になります。フランスの10:00が日本の18:00といった具合です。

サマータイムについては次の項目で詳しく説明しますが、サマータイム期間中は7時間の差になります。

フランスのサマータイム

日の長い夏は、遅くまで町歩きを楽しめる©iStock

●サマータイムとは
フランスにはあって日本にないもののひとつが「サマータイム※」です。日照時間の長い夏に時計を1時間進めて、太陽が出ている時間を有効に使おうとするもの。通常、フランスと日本の時差は8時間ですが、サマータイム期間中は7時間になります。

サマータイムの切り替え時は、時計合わせを©iStock

●サマータイムの期間
サマータイムは、3月の最終日曜AM2:00から10月の最終日曜AM3:00まで実施されます。もし切り替えのタイミングでフランスにいる場合は、切り替え日の朝、混乱しないようテレビなどで正確な時刻を確認するようにしましょう。

※サマータイムは現在、廃止が検討されています。

日本からの飛行時間

シャルル・ド・ゴール空港のエールフランス機

日本とフランスは約1万km離れています。日本からフランス、パリへは直行便があり、現在、エールフランス航空(成田、羽田、関西発)、日本航空(羽田発)、全日空(羽田発)の3社が運航しています。フライト時間は約12時間で、日本を午前中に出発する昼便なら、その日の夕刻にはパリに到着。夜便は、羽田発のエールフランス航空があり、パリ到着が翌日の午前5時前後(季節により異なる)になります。地方の都市と日本を結ぶ直行便はなく、パリを経由して向かうことになります。

また、時間はかかりますが、手頃な価格の航空券が手に入りやすい乗り継ぎ便もあります。乗り継ぎ便を利用すると、まずその航空会社の本拠地となる都市に行き、そこで飛行機を乗り継いでパリに向かうことになります。

時差ボケ対策

朝はしっかりと太陽光を浴びたい©iStock

●フランスに行く際の時差ボケ対策
8時間の時差がある日本とフランス。時差ボケになってしまうとせっかくの旅行が楽しめなくなってしまいます。時差ボケは体内時計のリズムが崩れることで起こります。時差ボケ対策をして、観光を楽しみましょう。

日本を昼便でたつ場合は到着が同日の夕方になるので、到着した日の夜はしっかりと休みましょう。出発が夜便の場合は翌日の早朝に着くので、機内ではできるだけフランス時間に合わせて、とにかく眠りましょう。

到着した日は午前中から観光ができますが、スケジュールは詰め込みすぎないよう、体をフランス時間に慣らすためにもゆったりと観光すること。また、太陽光は体内時計を整える効果があるので、朝、太陽の光を浴びるようにしましょう。睡眠不足は万病のもとなので、旅行前にはしっかりと睡眠をとっておくことも大事です。

太陽光の入るカフェで朝食をとってみても

●フランスから帰る際の時差ボケ対策
日本へ帰国する際には、飛行機では日本の時間に合わせて行動し、しっかり休みましょう。帰国後は疲れていても昼寝はせずに夜にきちんと眠ること。そして朝食を食べ、太陽光を浴びることで体内時計は日本に合わせて調整されます。

フランスの基本情報

北緯48.5度に位置するバリは、札幌よりも北にある©iStock

パリ(北緯48.5度)は、北海道札幌市(北緯43度)よりもさらに北にあります。とはいえ、暖流の影響で緯度のわりには温暖で過ごしやすい気候になっています。

海外領土を除く面積は約55万㎢。人口は2019年現在、約6699万人(海外領土を含む)で、日本の約2分の1です。

■フランスの基本情報
・URL: https://www.arukikata.co.jp/country/FR/info/general.html

フランスの天候

テレビの天気予報はフランス語がわからなくても要チェック©iStock

パリの四季の移り変わりは東京とほぼ同じと考えてかまいません。ただ気温は低めなので注意しましょう。2019年のように酷暑の夏を迎えることもありますが、日本ほど長期にわたって暑さが続くことはありません。夏でも朝晩は冷え込むことが多いため、はおりものを用意しておくと安心です。週が変わると気温が激しく変化することもあるので、最新の天気予報を確認しておきましょう。

■フランスの天気&服装ナビ
・URL: http://www.arukikata.co.jp/weather/FR/

まとめ

時差や天候など、事前の確認で楽しい旅を©iStock

日本から遠く離れたフランス。旅行出発前に時差や天気などを確認して、不安を減らしておきましょう。時差ボケも事前に対策をすることで、悩まされることなく観光できます。ベストな体調で、フランスの旅を楽しんでください。

TEXT:オフィス・ギア
PHOTO:オフィス・ギア、iStock

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