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去年から引き続きのコロナ禍ですが、ワクチンの普及によって以前よりは人々が活動的になってきている今日この頃です。
ドイツでは昨年終わり頃からワクチン接種がスタートし、7月現在ではドイツの人口の46%がワクチン接種完了、また60%が最低でも1度はワクチン接種を済ませたと言われています。感染者数も冬や春に比べると格段に減ってきていて、筆者の住むフランクフルトでも外出制限が以前より一部緩和されています。
今回は、そんなフランクフルトから、アフターコロナに日本の方々に是非訪れて欲しいおすすめの場所を紹介しながら、今現在のフランクフルトの様子も写真とともにお届けします。
フランクフルトの観光地と言えば真っ先に名があがるのが、ここレーマー広場!高層ビル群が立ち並ぶ町、フランクフルトの中でもドイツらしい昔からの風景が広がっている広場です。
通常であればいつの時期に行っても観光客でにぎわうレーマー広場なのですが、去年の冬や今年の春あたりは、観光地であっても人影がまばらな日も多くコロナの影響が出ていました。
ところがワクチン接種者が増え新規感染者が以前より減ってきたこともあり、今ではコロナ前の活気が感じられる雰囲気になってきました。
レーマー広場を眺めながらお茶や食事を楽しむ人たちもたくさんいます。
■レーマー広場 Römer
・住所: Römerberg 23, 60311 Frankfurt
・アクセス: Dom/Römer
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Bauwerke/Roemer-Rathaus#/article/d816044a-cd0e-4ad0-bff3-86874eefbc6f
レーマー広場とセットでチェックするべき観光スポットといえば、マイン川にかかる「鉄の橋」アイゼルナー橋 (Eiserner Steg)。
レーマー広場同様、写真映えスポットとして観光客や地元の人たちにとって定番ポイントです。
この日は天気も良かったので川ぞいにはたくさんの人が。一時期は運行休止をしていたクルーズ船も運行再開。船に乗ってマイン川遊覧を楽しむグループもたくさん。
マスク姿の人がいる点を除けば、今までの見慣れた活気のある観光スポットの雰囲気と変わりがないほどになっていました。
■アイゼルナー橋 Eiserner Steg
・住所: Eiserner Steg, 60311 Frankfurt
・アクセス: Dom/Römer
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Bauwerke/Eiserner-Steg
フランクフルト中心エリアの中でも金融関係のオフィスが近いヴィリー・ブラント広場(Willy-Brandt Platz)周辺。このエリアでの観光スポットといえば、ご存知旧欧州中央銀行ビル前にある「ユーロマーク」のモニュメント。
自宅待機が続いていたロックダウンの時期に比べると人出が増えていて、ユーロマーク前の定番のインスタ映え写真を撮ろうとしている人でにぎわっていました。
ユーロのお札を発行している欧州中央銀行(ECB)の本拠地がここ、フランクフルトにあり、2015年までユーロマークがあるここヴィリー・ブラント広場の高層ビルが欧州中央銀行のメインオフィスでした。
現在ECBのオフィスはオストエンド地区のマイン川沿いに移動していますが、いくつかの部署は今でもこの周辺のビル内にあります。
フランクフルトで働く地元の人たちの様子をみてみたい方は平日の朝や夕方に散歩してみるとスーツに身を包んだ金融マンの通勤姿を見ることができます。
■ユーロマーク(ヴィリー・ブラント広場)
・住所: Willy-Brandt-Platz, 60311 Frankfurt
・アクセス: Willy-Brandt-Platz
・URL: https://www.kunst-im-oeffentlichen-raum-frankfurt.de/de/page148.html?id=183
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※当記事は、2021年7月20日現在のものです
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・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
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