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去年から引き続きのコロナ禍ですが、ワクチンの普及によって以前よりは人々が活動的になってきている今日この頃です。
ドイツでは昨年終わり頃からワクチン接種がスタートし、7月現在ではドイツの人口の46%がワクチン接種完了、また60%が最低でも1度はワクチン接種を済ませたと言われています。感染者数も冬や春に比べると格段に減ってきていて、筆者の住むフランクフルトでも外出制限が以前より一部緩和されています。
今回は、そんなフランクフルトから、アフターコロナに日本の方々に是非訪れて欲しいおすすめの場所を紹介しながら、今現在のフランクフルトの様子も写真とともにお届けします。
前回の記事では典型的な観光地エリア中心の「観光スポット編」を前編としてお届けしました。
【2021年7月 ドイツ・フランクフルト 旅の最新事情】活気を取り戻しつつあるレーマー広場やアイゼルナー橋の様子を在住者がレポート
後編にあたる今回は、観光目的だけでなく地元の人にも定番のエリアについて「町なか編」として紹介したいと思います。
フランクフルトは歩いて見どころをまわることができるコンパクトさが魅力のうちのひとつ。主要スポットは徒歩で行きやすいので、散歩がてら観光を楽しむ人も多いです。
そんなフランクフルトのなかでも歩行者天国になっているのがショッピングストリートのツァイル(Zeil)。色々な店が並ぶこの通りはロックダウン中も比較的人通りがあるエリアでした。
制限が少し緩和した今ではご覧のとおりのにぎわい。1度に一緒にいられる人数の制限も少し和らいだこともあり、何人かのグループで町歩きを楽しむ人も見かけました。
マスクなしの人も多く見かけます。現在のフランクフルトのコロナ衛生措置では、屋外であれば基本的にマスク義務はありません(他者とのソーシャルディスタンスが取れない場合は必要)。
■ツァイル Zeil
・住所: Zeil, 60313 Frankfurt
・最寄り駅: Hauptwache駅
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Zeil#/article/c5e1c657-aee7-44e5-89a3-5367d65bc796
先ほど紹介した歩行者天国ツァイル(Zeil)がある、フランクフルト中心地の駅といえばハウプトヴァッヘ(Hauptwache)。
駅直結のデパート、ガレリア・カウフホーフはフランクフルトのお土産を探す人にも、現地で生活している人の買い物スポットとしても大活躍のデパートです。
フランクフルトで一番古いコーヒーショップとして知られるヴァッカーズ・カフェの前では立ち飲みコーヒーを楽しむ人々でにぎわっていました。
■ハウプトヴァッヘHauptwache
・住所: Hauptwache, 60313 Frankfurt
・最寄り駅: Hauptwache
・URL: https://www.frankfurt-tourismus.de/Media/Attraktionen/Bauwerke/Hauptwache
ハウプトヴァッヘ駅からそのまま歩いて5分程度の距離にはフランクフルトの台所的な存在である屋内市場、クラインマルクトハレ(Kleinmarkthalle)があります。市場近くの噴水広場は天気のよい日は日光浴をしながらおしゃべりを楽しむ人がたくさんいますが、ロックダウン緩和後の今は以前と同じような活気を取り戻しています。
フランクフルトの地元民に大人気なのが、このクラインマルクト前のスペースでワインを飲むこと。厳しい衛生措置が実施されていた時はもちろん外でワインを飲むことはできませんでしたが、今ではご覧の通りの人だかり(!)。
ワインスタンドも復活したようで、ワイングラスを片手にマスクなしで談笑する人でにぎわっていました。
筆者個人的には屋外でも、まあまあの密なので気をつけたほうがよい気はするのですが(笑)。若い世代にもワクチン接種が早いスピードで進んでいるドイツならではの光景と言えるのではないでしょうか。
■クラインマルクトハレ Kleinmarkthalle
・住所: Hasengasse 5-7, 60311 Frankfurt
・最寄り駅: Hauptwache 、Konstablerwache
・URL:https://kleinmarkthalle.de/
フランクフルトの中心地の喧騒から離れて静かな場所で町歩きを楽しみたい人に行ってみてほしいエリアはフランクフルトの中心部から少し東方向にあるエリア、オストエンド地区。
この辺りまで来ると、町を歩く人は観光客よりローカルの人たちがぐっと増えます。
オストエンド地区は以前は治安が悪いと言われていましたが、欧州中央銀行の新オフィスが2015年にオープンした時期あたりから急速に開発が進んでいて、地元の人のお出かけスポットにもなっているエリアです。
日中や深夜以外の時間帯であれば、特に問題なく町歩きを楽しめますし、週末は、隔週で蚤の市も開催されているのでのぞいてみるのも楽しいです。
そんなオストエンドのマイン川沿いを歩いてみると、日光浴を楽しむ人やベンチに座って読書をする人、友達とピクニックをしている人など見かけました。
中心部から少し離れているので人通りも程よい感じで、落ち着いた雰囲気です。
レーマー広場から川沿いをゆっくり歩いても到着できるので、散策スポットの候補としていかがでしょうか。
■オストエンド Ostend
・住所: Mayfarthstraße, 60314 Frankfurt
・最寄り駅: Ostbahnhof 、Frankfurt Ost
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【2021年7月 ドイツ・フランクフルト 旅の最新事情】活気を取り戻しつつある
レーマー広場やアイゼルナー橋の様子を在住者がレポートの記事は
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※当記事は、2021年7月20日現在のものです
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◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html