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【ベルギー・アントワープ 旅の最新事情】ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)など観光の中心地の今を在住者がレポート

マユミ・スティーブンス

マユミ・スティーブンス

ベルギー特派員

更新日
2021年10月18日
公開日
2021年10月18日
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現在は修復工事の続くノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)ですが、3年前には覆いの被ってない姿が見られました。

ベルギーの新型コロナウイルス状況は比較的安定してきており、全体の規定は前回と変わっておりません。ただ、ワクチン接種の遅れている、ブリュッセル首都圏地域だけは、“Covid Safe Ticketの適用“の特別命令が政府より発表されました。
アントワープで見られる傾向としては、交通量・旅行者・買い物客の増加。一番多い外国からの訪問者は、より厳しめの措置をとっている一番近い国、オランダからだそうです。

アントワープの新型コロナウイルス対策の現在

日常が戻りつつある市庁舎とグローテマルクト

ベルギー全体では、ワクチン接種率が65歳以上の91.8%、及び人口全体の71.9%の者が完全にワクチン接種を終えました。地域差はありますが、アントワープを含むフランダース地域では罹患率も減少しています。
引き続き義務となっているのがマスク着用ですが、範囲は大きく縮小しました。公共交通機関、駅及び空港の屋内空間、医療機関内等では着用が義務です。また、イベント、スポーツ大会及びトレーニング時、屋内で500名以上の人が集まる会議でもマスク着用が適用されます。

9月まではトイレなど店内の移動時にはマスク着用が必要だったカフェ。今は店内どこでも不要になりました。

最後の砦、ディスコとナイトクラブ

ベルギー人は夜遅くまで遊ぶのも大好き。

5月から徐々に緩和してきた新型コロナウイルス対策、最後まで残っていたのがディスコ等についてでした。
10月1日からついに解禁になり、再びカフェにおいてダンスをすることができます。ディスコ及びナイトクラブは、決まりを遵守しつつ、Covid Safe Ticketを使用し、かつ空気の質と十分な換気を確保するとの条件下で営業を再開することになりました。

ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)

現在、塔の覆いはフルカバーに近い状態。
ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)前のネロとパトラッシュ像

聖母大聖堂や、市庁舎、グローテマルクト、そしてグルーンプラーツのある旧市街は、以前の賑わいが戻り、観光の中心地であることを実感します。
ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)の修復工事は続いているものの、閉鎖が続いていた大聖堂内部は、この夏に再開されました。週末はかなりの人出ですが、平日の早い時間は比較的ゆっくり見られます。

■ Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpen(聖母大聖堂)
・住所: Groenplaats 21,2000 Antwerpen
・最寄り駅: Antwerpen Groenplaats駅(地下鉄、トラム、バス)
・営業時間: 月〜金曜日 10-17時、土曜日 10-15時、日祝日 13-16時
・定休日: 1月1日
・URL: https://dekathedraal.be/nl

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※当記事は、2021年10月14日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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