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2022年2月最新情報 ニューヨークの夜空を輝かせる冬の夜景スポット

青山 沙羅

青山 沙羅

アメリカ・ニューヨーク特派員

更新日
2023年1月31日
公開日
2022年2月1日
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ブルックリン・ブリッジ

2022年が始まりました。昨年12月までは暖冬でしたが、1月になってからは氷点下12℃まで下がり、厳しい寒さに震えています。そんな冬のニューヨークでは、とびきり美しい夜景が見られます。真のニューヨーク通は冬が一番好きというほど。今回は、そんな冬の夜景とともに、最新の街の様子をレポートします。

ブルックリン・ブリッジ

ブルックリン・ブリッジとザ・リバー・カフェ

ニューヨークの夜景の代表格といえば、美しいアーチを描く「ブルックリン・ブリッジ」。イーストリバーが隔てるブルックリンとマンハッタンをつなぐ、世界初の鋼鉄ワイヤー仕様の吊橋です。マンハッタンの摩天楼へと架かる橋は、世界中の人が憧れるニューヨークへの思いを表現したかのよう。

全長約2Km(1.83Km)と思いのほか距離は短く、景色を眺めたり写真を撮ったりしても30分ほど。橋上からは「エンパイア・ステート・ビル」をはじめとするマンハッタンの摩天楼や、遠くに「自由の女神」も望めます。

ブルックリン・ブリッジ上から望むエンパイア・ステート・ビル

ブライアント・パーク

ブライアント・パーク内のウィンタービレッジ・スケートリンク

ニューヨークで夜景とアクティビティの両方を楽しめるスポットが、「ブライアント・パーク」。3月上旬までは、ウィンタービレッジ・スケートリンクでアイススケートが楽しめます。エンパイア・ステート・ビルを背景に、大都会の真ん中で氷上を走り抜けるのは、冬のニューヨークの醍醐味です。身体が冷えたら、温かいホットチョコレートやカクテルが楽しめるロッジ(the lodge)がリンクサイドにありますよ。

■ブライアント・パーク(Bryant Park)
ウィンタービレッジ・スケートリンク(Winter Village holiday market)
開催日: 開催中〜2022年3月上旬予定
営業時間: 8:00~23:00(無休)
入場料: 無料
レンタル: スケート靴1足15〜20ドル
開催地: 40〜42丁目、五番街と六番街の間 ミッドタウンのニューヨーク公共図書館裏 ブライアント・パーク内
詳細は以下の公式サイトをご確認ください
URL: https://bryantpark.org/amenities/bank-of-america-winter-village-at-bryant-park

ブライアント・パークの回転木馬

公園内には回転木馬もあります。たまには童心に帰って、子供のようにはしゃぐのもよいかもしれませんよ。

■回転木馬(Le Carrousel)
営業時間: 無休
1月 11:00~19:00
2月 11:00~18:00(木〜日曜のみ)
3〜5月 11:00~19:00
6〜12月 11:00~20:00
料金: 4ドル(1回につき)
開催地: 40〜42丁目、五番街と六番街の間 ミッドタウンのニューヨーク公共図書館裏 ブライアント・パーク内
詳細は以下の公式サイトをご確認ください
URL: https://bryantpark.org/amenities/le-carrousel

2022年1月ニューヨーク市では感染者が減少の傾向

(C)SaraAoyamaファミレス前に設置された感染検査場

昨年12月中旬以降、いきなり急増したオミクロン株感染者。ニューヨーク・タイムズ(Tracking Coronavirus in New York: Latest Map and Case Count)によると、ニューヨーク州の新規感染者は、2022年1月8日に9万132人(1日あたり)を記録。おそらくホリデーシーズンに感染したものと思われます。2022年1月20日現在では、新規感染者が3万631人(1日あたり)と半分以下に減少。そうはいっても、コロナ感染が始まった2020年3月当時の3倍の感染者数ですが……。

筆者の周囲でも、2020年には知人の親戚、友人の隣人と間接的な存在だった感染者が、現在では直接の友人、職場の同僚と身近に迫っています。かつてない感染者急増に、スタッフの手が足りずクローズしたレストランやショップもありました。

100人以上もの長蛇の列をなしていた感染検査場も、2022年1月になってからは設置数が増え、長く待つことなく検査ができるようになりました。デパートやショッピングモール、学校、駅近くなど、人が集まるエリアに増設されています。

今回のオミクロン株、感染者数は多いものの、ニューヨーク市では大多数がすでにワクチン接種をしているためか、重症化は少ないようです。ただし、感染した人はブースターショット前あるいは接種後2週間未満(接種後2週間経過しないと、免疫ができない)という人が多く見られ、ブースターショットが効果的であることがわかりました。筆者はブースターショットを接種済みであり、2022年1月中旬に検査をして陰性でした。

アメリカでは、簡易検査キットの無償配布申し込みが始まる

(C)Officialwebsitesuse.gov

2021年12月にバイデン大統領が発表したように、自宅で検査できる簡易検査キットの無償配布申し込みが始まりました。オンラインの専用サイト(https://www.covidtests.gov)から申し込みができ、ひとりにつき4個の検査キットを無料で受け取ることが可能。オンラインで申し込むと下記のメールが届き、1月下旬送付開始予定となっています。また、同じく1月下旬から、N-95(高性能)マスク4億枚が薬局や地域の保健センターで無料配布されています。

筆者がオンラインで申し込んだ簡易検査キットの完了メール

【ニューヨーク市の治安について】
1. アジア人への暴行・傷害事件(アンチアジアのヘイトクライム)
2. ユスリ、たかりに近いしつこさのホームレス(刑務所出が多い。薬物やアルコール依存者が多く、精神異常をきたしている場合も)
3. 倍増する拳銃発砲事件。ニューヨーク州知事による銃暴力緊急事態宣言(州内の銃暴力による死者は、新型コロナウイルスによる死者よりも多い)発令

など、現在のニューヨーク市は治安がよいとは言えません。住民でさえ、外出時や地下鉄乗車の際は緊張しています。渡航を計画する際はインターネットなどで最新の治安情報を収集しましょう。ニューヨーク市警と日々連携をもつ、在ニューヨーク日本国総領事館の「ニューヨーク市の治安について」にも、目を通されることをおすすめします。

■ ニューヨーク市の治安について(在ニューヨーク日本国総領事館)
URL: https://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/j5/01.html

写真: Hideyuki Tatebayashi & Sara Aoyama
Do not use images without permission.

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

『地球の歩き方ガイドブックB06ニューヨーク2021年~2022年版』

最新情報から定番情報まで、ニューヨーク観光のすべてを網羅したガイド。巻頭特集は、「気になるスポット&フード NYブームNOW!」をえりすぐり、14ページにわたってご紹介。移動や街歩きに欠かせない「アクセスと交通」章はさらに見やすくなりました。トレンドを反映したダイニングやショップもアップデート完了!

■地球の歩き方 ガイドブック B06 ニューヨーク 2021年~2022年版
URL: https://hon.gakken.jp/book/2080130400

※当記事は、2022年2月1日現在のものです

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(関連記事)https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/article/travel-support/

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