
【2023年最新版】ニューヨークの人気観光スポット「チェルシー・マーケット」の魅力を現地在住者が解き明かす!
2023.2.7
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ニューヨーク旅行の思い出は、元気な「ただいま!」の声とおみやげとともに、家族や友人、同僚と分かち合いたいもの。ニューヨークの食のトレンドを発信し続けるチェルシー・マーケットには、おみやげにぴったりのテナントも数多くあるので、バラマキみやげから自分へのプレゼントまできっと揃います。限られた時間を無駄にすることなく、マーケット内で一気に調達してしまいましょう。現地在住の筆者が本音でおすすめみやげを紹介します。
バラマキみやげの強い味方「チェルシー・マーケット・バスケット」。店頭の激安スナックから、ベタな「アイ・ラブ・ニューヨーク」のメッセージ付きお菓子やグッズなど、低予算で調達できます。
美しいパッケージのブルックリン発のチョコレートや、かさばらないエコバッグやかわいらしいトートバッグもおみやげに最適です。
実際に購入してみた!キャビア味のポテトチップス
店頭の激安スナックの価格の理由は、「賞味期限が間近」だから。おかげで、キャビア味のポテトチップスが1/3以下の価格で購入できました。
今までにキャビアを食べた経験が1、2回の筆者にとって、キャビアの味の記憶はおぼろげなため、「本当にキャビアの味がするのか」と聞かれると、「多分……」としか答えられませんが、チップスは薄くパリパリ、お酒に合う味でおいしかったです。
【在住者の本音コメント】
店頭の激安スナックは、賞味期限によるため定期的に入れ替わると思いますが、今回のようにお得に買えるので要チェック。おみやげで渡す時は「賞味期限が短いから、早く食べてね」と言って渡しましょう。
いかにもニューヨークなイラストがついたチョコレート(トップ写真)も、バラマキみやげにぴったり。全体的に価格が高いチェルシー・マーケットの中では、値段が手頃なのも嬉しいポイント。
チェルシー・マーケット・バスケット
詳細をみる1923年創業グリニッチ・ビレッジのクリストファー・ストリートに誕生した、マンハッタン最古の老舗チョコレート店「ライラック・チョコレート」。手作りによるチョコレートは、現在はブルックリンのインダストリー・シティにある工場で生産されています。
人気商品は3層になった「ヘーゼルナッツ・トリュフ・スクエア」、フレッシュなアーモンドが入った「チョコレート・アーモンド・バーク」、砂糖漬けのオレンジピールにチョコレートをかけた「グラッセ・オレンジピール」など。1個から購入可能。
【在住者の本音コメント】
ニューヨークみやげには、エンパイア・ステート・ビルディングやイエロー・キャブ、ブルックリン・ブリッジの形をしたNYC チョコレートボックス (8個入り)がよいでしょう。
チェルシー・マーケットで、世界中の旅行客から人気を集める「ファット・ウィッチ」。グッズ自体はもちろん、商品名やパッケージもかわいらしく、女性の心をわしづかみ。各種ブラウニーのほか、自分で作れるブラウニーミックス、ロゴ入りマグカップ、トートバッグなど、どれもおみやげにぴったり。
「ファット・ウィッチ」はすでに日本に上陸済みですが、「これがニューヨークの本家よ」とアピールして渡しましょう。
【在住者の本音コメント】
筆者はあまりブラウニーが好きではないのですが、チョコレート生地ではない「ブロンド」というブラウニーが食べやすかったです。甘いものが得意ではない方には少し甘すぎるかもしれませんので、贈る相手は選んだ方がよさそうです。
自分用に買う人は、ブラウニーの端の切り落としを集めた「ウィッチ・エンズ(Witch Ends)」がおすすめ。味は同じなので、お買い得です。
オトナの女性が欲しくなりそうな、ファッションからキッチン・インテリアまで揃っています。
【在住者の本音コメント】
筆者は毎回食器をチェックしますが、華やかなエプロンも人気。軽くて荷物にならないので、料理好きの友人へのおみやげにどうぞ。店内の隅でセールをやっていることもあるので要チェック。
ニューヨーク アンソロポロジー (ニューヨーク・チェルシー マーケット店)
詳細をみる旅先ではつい本屋に入りたくなりませんか? 本の感触にホッとして、あっちの本やこっちの本を開きたくなります。英語がわからなくても、見るだけで楽しくなる料理本や写真集など、連れて帰りたくなる一冊が見つけられそう。
【在住者の本音コメント】
おしゃれな絵はがきやカードもありますので、家族や友人にエアメールを送ってみてはいかがでしょう。SNSやメールが主流の時代ですが、たまには手書きのぬくもりも嬉しいものです。きっと送る側も受け取る側も、よい思い出になりますよ。
宛名は日本語で書き、最後に “Air Mail Japan”と大きく付け加えればOK。郵便局の窓口に持って行けば、スタンプを貼ってくれます。郵送日数は普通郵便で、日本までおよそ4〜6日間ほど。
個性的な店が揃っていて、ほかとはひと味違ったものが探せる「ID ポップ ショップ」。デザイナー本人が店舗にいることもあるので、おすすめ商品や商品化の経緯を聞くチャンスも。いくつかある店舗のなか、筆者の目に留まった2店をご紹介します。
1. ニューヨークをいつも感じていたいあなたに「パメラ・バースキー」
【在住者の本音コメント】
ニューヨークが大好きなあなたならきっと欲しくなる、「パメラ・バースキー」のメッセージ付きポーチやトートバッグ。かわいらしいデザインに、筆者もつい欲しくなりました。
ニューヨーク愛にあふれた商品なので、おみやげとして買うなら「ニューヨークが大好き!」という方に贈ればきっと喜ばれますよ。
2. ハロウィンイベントやパーティで主役になれる!ヘッドドレスの「ドラ・マーラ」
【在住者の本音コメント】
羽根、王冠、ニューヨーク名物のベーグル、自由の女神風のものなど、いろいろなヘア・アクセサリーが売られています。派手なものから普段使いできるものまで、さまざまな種類があり、見ているだけでも楽しいです。誕生日パーティや忘年会などのイベントで付けるだけで、その場の主役に早変わりできます。ニューヨーク旅行の思い出に、ひとついかがですか?
ご当地みやげに充実した日本と異なり、「自由の女神まんじゅう」や「エンパイアステートもなか」など名物みやげがないニューヨークでは(あればいいのに)、正直おみやげを探すのは簡単ではありません。限られた日程の中でニューヨークの東西南北を駆け回らなくても、チェルシー・マーケットで探せばきっと手に取りたくなるおみやげに出合えるはず。ショップがまとまっているため、時間節約にもなりおすすめです。
チェルシー・マーケットでおみやげを買う際の攻略法
チェルシー・マーケット
詳細をみるTEXT:ニューヨーク特派員 青山 沙羅
PHOTO: Hideyuki Tatebayashi *Do not use images without permission.
監修:地球の歩き方
※価格や商品構成などは変更になる場合がありますので、必ず事前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
※2023年2月時点で、1ドル:約132円です。