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「常夏の島」というハワイのイメージは実は誤りで、日本ほど寒暖差はないもののハワイにも四季がある。11〜3月は比較的雨が多く、朝晩は少々涼しくなって上着が必要なほど。逆に夏場は、日本でいうところの真夏日が続くこともある。
とはいえハワイは1年を通し、過ごしやすい気候であることは間違いない。ビーチ付近なら、日中はほぼ海で泳いで気持ちいいと感じる水温で、北東からの貿易風の影響で真夏でも湿度は低い。夜はエアコンなしで熟睡できる快適さだ。
12月から3月にかけては雨量が多い。気温は寒暖差の大きい日本に対して、通年で安定している。
ハワイでの服装は日本での夏のスタイルが基本だ。Tシャツ、ショートパンツ、サンダル、スニーカーなどリラックスできるスタイルでよい。しかし、先に述べた雨季や冷房の効き過ぎる場所も多いので、念のため長袖の上着を持っていきたいところだ。サマージャケット、トレーナー、女性なら薄手のカーディガンが1枚あると便利だ。
また、滞在中にドレスコード(服装制限)がある高級レストランへ行くなら、服装にも気を使いたい。男性は襟・袖付きのシャツやジャケットを(現地でアロハシャツを手に入れてもいい)、女性はワンピースなどを持っていこう。昼間ビーチを歩くスタイルでは行かないこと。特にサンダルは厳禁だ。
ホノルルでは安定的な気候もハワイ島など高山がある島では多少様子が違ってくる。標高が4000メートルを超えるマウナケア山へのツアーを考えている方は夏でも気温が0度以下まで下がることも考慮にいれ、服装を準備したい(山頂見学に必要なコートはツアー会社が貸してくれることがほとんどだが、ハーフパンツにTシャツ姿だととても耐えられない)。
また、ハワイ島東部のヒロは“雨の街”と言われるほど雨が降ることで有名。日本人の多くがステイする島の西部と降雨量が全然違うので、雨具や折り畳み傘を持参して観光するようにしたい。