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ニューカレドニアの気候は日本とまったく逆。日本の夏季はニューカレドニアでは冬季に当たる。南の島のイメージが強く、年間をとおして常夏のイメージがあるかもしれないが、実はニューカレドニアにも春夏秋冬がある。真夏(2月)は30℃ちかくになるが、湿気が少なく風が吹くので案外過ごしやすい。6~9月の朝晩は、20℃を割り込むこともあるので長袖の上着が必須。ただし年間をとおして日差しは強いので、帽子やサングラス、日焼け止めを忘れずに。
基本的には年間をとおしてさわやかな夏といった感じの亜熱帯気候。年間総降水量は日本よりも少なく、ヌメアで1020m、東海岸は2680mm。年平均気温は23℃。かなり過ごしやすい気候といえるだろう。ただし、これはあくまでも基本で、実はニューカレドニアにもれっきとした四季があるのだ。
9月下旬から12月初旬までが、雨が少なく張るのベストシーズンとなる。天候も比較的安定していて、この間の気温はだいたい年平均に近いものとなる。11月から2月はフランボワイヤン(鳳凰木)の花の季節となり、ヌメアのココティエ広場や町なかの公園などは見事な赤い花でいっぱいになる。
12月中旬以降から3月にかけては夏になる。全体的に気温は高くなり、湿度も同時に高くなる。泳ぐにはもってこいの時期だ。
4月から6月は秋。7月から9月中旬が冬というわけだ。そして7~9月中旬は、天候は比較的安定している。
秋から冬にかけて、晴れた日中は夏の服装で十分間に合うが、朝夕は冷えるので長袖のジャケットが必要だ。風の強い曇りの日や、雨になると寒くて泳げないこともある。4月から9月の旅行には、ウィンドブレーカーや、カーディガン、トレーナーなどを1枚余分にトランクに詰めておくのがいいだろう。
年間をとおして、曇りの日でもビーチは白砂のため照り返しの日差しが予想以上に強い、油断していると日焼けに苦しむことになってしまう。まして晴れている日は、肌の焼杉や日射病に十分注意を。サングラスや帽子、日焼け止めは年間を通じて必携。