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南半球にあるため日本とは気候が真逆。南に行くほど寒くなり、地域による差も大きい。四季があり、1年のうちで最も暑いのが1~2月、最も寒いのは7月。しかし、年間の気温差は8~9℃と日本ほど大きくはない。ただし、「1日のなかに四季がある」と言われるほど1日の間の気温差が激しい。特に南島では、夏でも朝夕は肌寒く感じることがある。山歩きやクルーズを計画している人は、それなりの防寒対策が必要。また、紫外線が日本の約7倍と強いため、日焼け防止対策を忘れずに。
日本と季節が正反対になり、日本の夏に当たる6月下旬から9月上旬にニュージーランドでは真冬を迎える。ただし、四季それぞれの魅力があるのは日本と同じ。旅の目的に合わせて訪れる季節を選ぼう。
1年を通じて比較的気温さはないが、1日のうちで寒くなったり、暑くなったりする。昼間は半袖でも朝夕は長袖やセーターが必要になるので、どんな季節でも着脱の容易なジャケットかパーカーは必要。また氷河ウォーキングやホエールウォッチングを予定している人は、夏の気候でもかなり寒いので、長袖やジャケットを持っていこう。軽い防水ジャケットやレインコートもあると便利。また、機内や車内などでは冷房の設定温度が低いため、クーラー対策を。さらに、夏でなくても日中の日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け対策も欠かせない。
日本が冬の時期はニュージーランドは夏、日本が夏の時期はニュージーランドは冬になる。しかし、日本のように夏と冬の平均気温の差が20℃を超えるということはなく、せいぜい10℃程度。むしろ「1日のなかに四季がある」といわれるほど、1日の気温差が日本よりも激しいのが特徴だ。基本の変化に備えて着脱しやすい重ね着にしたり、羽織り物を持参するといいだろう。また、南北に長い国のため、国内での気温の差は大きい。南半球に位置しており、南に行くほど寒くなることも覚えておきたい。
ニュージーランドの春は9~11月頃。おすすめなのがガーデン巡り。ウェリントンからニュー・ブリマスにいたる火山地帯の「庭園街道」や“ガーデンシティ”と呼ばれるクライストチャーチなどで、ガーデナーのセンスと愛情あふれる庭園を満喫しよう。
ニュージーランドの夏は12~2月頃・北半球の国々が寒い冬の間、避寒を兼ねて多くの観光客がニュージーランドを訪れる。この時期、平地では気温がおおむね20℃台、差し行でも30℃ちょっとという適度な暖かさとなり、同時に日照時間も長くなる。真夏では21:00を過ぎても明るいのだ。ただし、ベストシーズンゆえ観光施設や宿泊施設、交通機関の混雑度はアップする。予約は早めに行ったほうがいいだろう。
ニュージーランドの秋は3~5月ころ。日本の春休みやゴールデンウイークに当たり、旅行に最適のシーズンといえる。この季節は「黄葉」のシーズンで、ポプラなどの葉がゴールデンカラーに染まる。特に美しいのは、ワナカやアロータウンなど南島南部だ。
ニュージーランドの冬は6~8月頃。冬と言っても山間部や南島の一部地域を除けば、大雪に見舞われることはまずない。7月のオークランドの平均最低気温は7.1℃で凍えるような寒さもない。スキーリゾート値を覗けば全般に旅行者が少ないため宿の予約などが取りやすく、航空運賃も低め。また冬季割引を実施する宿泊施設も多い。