キーワードで検索
イギリスは北海道よりずっと北に位置するが、冬の冷え込みはむしろ日本のほうが厳しい。これはイギリス周辺の暖流と偏西風が影響しているのが原因だ。雨が多いイメージの国だが、梅雨時の日本の3分の1ほどの降水量が、ほぼ年間をとおして続く。
気候の特徴は1日の天気が変わりやすいこと。1日のうちにも、日が照りつけたと思ったら、どしゃ降りになって冷え込んだりと、めまぐるしい気温の変化がある。1日中雨が降り続けるようなことはめったにないが、1日のうちの数時間雨が降るようなことが多い。雨具 の準備は忘れずに。夏でもカーディガンやトレーナーなどを持っていったほうがよい。冬は厚手のコートが必要なほど冷え込むので注意しよう。
ロンドンは東京と比べて平均気温が5度近く違うので、夏でも雨が降れば薄いセーターが欲しいくらいだ。また、湿気が少ないので、暑い日でも日本のように汗ばむことは少ない。年間をとおして降雨があるので、雨具の用意も忘れずに。
イギリスは日本と同じように、南北に長い島国なので、行く場所によって大きく気候も異なる。スコットランドへと考えている人は、ロンドンよりもう1枚余分に着るものを用意していくといいだろう。
国立公園などでウォーキングを考えている人は、急な天候の変化に耐えられる服装(日本での山登りと同じように考えればいいだろう)を用意していきたい。雨が降る日の割合は日本より総じて高いので、注意しよう。