ニューヨークの治安や状況、観光で気をつけるポイントや避けたいエリアを日本人ライターが解説
2024.1.8
キーワードで検索
ニューヨーク観光客の多くが訪れる、世界的に有名な観光地タイムズスクエア。トイレ不毛地帯の最たる場所で、レストランやカフェなどの飲食店を除き、トイレを開放していないところがほとんど。理由としては、商品持ち込みによる万引き、強盗、暴行などの犯罪防止、ホームレスが入り込む、トイレの掃除が追いつかないなどが考えられます。
そのなかで、一般開放しているおすすめトイレをチェックしてきました。
以前はトイレを一般開放していたホテルも、コロナ禍以降は開放しなくなり、宿泊客が持つカードキーがないとドアが開かないところがほとんどです。
そんななかで、ビジネス客や家族連れが多い大型ホテル「マリオット・マーキーズ・ニューヨーク」では、観光客でもトイレが使用可能。フロントが8階にあるため、カードキーなしでも8階までエスカレーターで行くことができます。
また下層階(2階〜7階)には、ビジネスミーティングやイベントが行われる会議室や劇場があり、各階にトイレがあります。1階にはスタバがあり、人の出入りが多い巨大ホテルなので、トイレ利用に紛れ込んでも目立ちません。入館のハードルが低く、タイムズスクエアのすぐそばなので、覚えておくと役に立ちます。
2021年に全室リニューアルしたようで、トイレもリノベートされており清潔できれいでした。
シンプルなデザインですが照明が明るく、リノベートされており清潔に保たれていて好印象。入口に近い2階で、同階のイベント会場に並ぶ参加者が列をなしていたのですが、綺麗でホッとしました。下層階は48もの会議場があるので、エスカレーターで移動可能。
マリオット・マーキーズ・ニューヨークは、ホテルの客室は10階以上にあり、その下は会議やパーティのためのイベントスペースなので、フロントやレストランがある8階までは、宿泊客でなくてもアクセス可能。カードキーなしにエレベーターで上がれます。
筆者の印象では8階まで上がらなくても、2階のトイレでいいと思います。ただし8階のトイレ前にはソファがあるので、タイムズスクエアで人混みに疲れたら、休憩するのに使えます。
店内にいるほぼ全員が、おみやげを探しにきた観光客なのではないかと思われる「M&M ニューヨーク」。タイムズスクエアに近く、派手な広告塔があるので、場所がわかりやすいのが嬉しいですね。トイレは3階にあります。取材時は順番待ちの列が長かったので使用せず、中は未確認です。
地元住民は観光客で混んでいるタイムズスクエアを避ける傾向にあるので、観光客で混み合う「ディズニーストア」にはおそらくはじめて入った筆者。幻想的な雰囲気を醸し出す、エスカレーターで上がった2階にトイレがあります。
トイレはシンプルなデザインで特別なことはありませんが、掃除がきちんとされていて安心して使えました。ただし洗面台がひとつしかなく、ゆっくり使っている人がいるとなかなか手が洗えず。洗面台はもう少し増えると嬉しいですね。