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オワーズ川沿いのこの小さな村が多くの旅人をひきつけるのは、ひとえに、あの炎の天才画家ゴッホによる。1890年7月、この村の外れで、ゴッホは自ら銃弾を胸に撃ち込み、37歳の生涯を閉じた。彼がこの村で過ごしたのはわずか2ヵ月。その間に『オヴェールの教会』『カラスのいる麦畑』をはじめとする70点もの傑作を残した。
村のメインストリートRue du Général de Gaulleにゴッホが下宿していたラヴー亭がある。この中にあるゴッホの家を見学したあとは、ゴッホが死の直前に描き残した風景をたどりながら、村を散策してみよう。ゴッホが描いたノートルダム教会Eglise Notre-Dameから坂道を上っていくと、ゴッホの眠る墓地に着く。ゴッホの墓は左の壁脇。そのすぐ隣には、彼の弟テオが眠っている。
パリ・北駅またはサン・ラザール駅からTransilienで所要約1時間。どちらの駅から乗ってもポントワーズPontoiseなどで乗り換えが必要。乗り換え駅は列車によって異なるので乗車時に確認のこと