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ディジョンといえば、エスカルゴとブルゴーニュワイン、そしてマスタードの本場。言わずと知れた食通の町である。
中世、この町がブルゴーニュ公国の首都として繁栄していた頃には、宮殿で大宴会が催されたというが、さぞかしすばらしい料理が並んだことだろう。派手好きで有名だった14世紀のフィリップ豪胆公は、ディジョン名産のマスタードをひと晩の宴会で300ℓも使ってしまったとか。そんな華やかな時代の名残は、旧市街の建物や数々の芸術品などに見ることができる。
人口約15万のディジョンだが、町はこぢんまりとして徒歩で十分に回れる広さだ。まずは駅前から延びるBd.Sévignéの先のダルシ広場Pl.Darcyを目指そう。広場の東端に建つギヨーム門PorteGuillaumeは、町一番の繁華街、リベルテ通りRuedelaLibertéの入口だ。この通りを真っすぐ進むとブルゴーニュ大公宮殿が左に見えてくる。
パリ・リヨン駅からTGVで約1時間35分。パリ・ベルシー駅からTERで約2時間55分。リヨン・パール・デューLyonPartDieu駅からはTERで約2時間。ストラスブールStrasbourgからTGVで約2時間10分。