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ロワール川とシェール川に挟まれた町トゥール。ルイ11世の時代にはいっときフランスの首都がおかれていた。現在はロワール古城観光の起点として観光客でにぎわう。この町ならではの見どころも多く、木骨組みの家が軒を連ねる旧市街には、織物工業で繁栄していた15世紀頃の町並みの面影が残る。しゃれたギャラリーに寄ってみたり、1日中にぎわいを見せているプリュムロー広場のカフェでお茶をしたりするのも楽しい。
トゥール駅前の広場Pl. du Général Leclercから大通りを渡ると観光案内所がある。ここで古城巡りバスツアーの申し込みもできる。
観光案内所前の大通りを西に行き、市庁舎と裁判所の間のRue Nationaleをロワール川のほうへ歩いていった西側一帯が旧市街。14〜15世紀の木骨組みの家に囲まれたプリュムロー広場Pl.Plumereauが旧市街の中心だ。ここはトゥールで一番にぎやかな広場。カフェやレストランに囲まれ、天気のいい日にはテラス席のパラソルでいっぱいになる。
トゥールは徒歩でも十分回れる広さの町だが、駅から旧市街のホテルまで荷物を持って向かうときなどは、トラムを利用するといいだろう。
パリ・モンパルナス駅からTGVで約1時間20分。直通列車もあるが、そうでない場合は、サン・ピエール・デ・コールSt-Pierredes-CorpsでTERまたは国鉄バスに乗り換え約5分。パリ・オステルリッツ駅からTERで約2時間20分。