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ワイン街道沿いの小さな町。中世の雰囲気がよく残る町並みに、ルネッサンス様式のモニュメントが調和した美しい町だ。隅々まで木骨組みの家が並ぶ城壁内を、いくつかのモニュメントを追いながら散策してみよう。
町の中心、マルシェ広場 Pl. du Marchéには、16世紀に造られた穀物取引所 La Halle aux Blés(現在はブラッスリー)がある。広場の泉には、聖オディールの像が立っているが、彼女はオベルネで生まれたアルザス公の娘で、アルザスの守護聖人。その後ろに見える高い塔は、13世紀末のもの。もとは教会の鐘楼だったが、教会は内陣を除いて破壊された。その残された内陣に現在観光案内所が入っている。市庁舎として使われている建物も、改築を繰り返し、さまざまな建築様式の変遷が見られる。広場を出て少し進むと、れんが色のサン・ピエール・エ・サン・ポール教会 Eglise St-Pierre et St-Paulが見えてくる。
ストラスブールからTERで約30分。