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レンヌから北東へ約50km。フージェールは、かつて独立国だったブルターニュ公国の国境近くに位置する町。11世紀、敵の侵入を防ぐ要塞として建設が始まったフージェール城 Château de Fougèresは、16世紀にブルターニュがフランスに併合されるまで国境を守り続けた。数々の戦争で内部はほとんど破壊されてしまったが、厚さ3.5mの堅固な壁と13の塔は、今でも圧倒的な威容に満ちている。
城の全景を眺めるには、高台にあるサン・レオナール教会 Eglise St-Léonardの横のテラスが最適。夕闇が迫る頃、ライトアップされて浮かび上がる姿は、おとぎ話のお城のように神秘的で、今も中世の騎士が住んでいるかのよう。夏には鐘楼に上がって、町を一望することもできる。
レンヌ駅前のバスターミナル(Gare Routière)から9a番のバスで約1時間10分
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