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キブロンは、家族連れや若者に人気の夏のリゾート地。そして、ブルターニュ最大の島、ベル・イルへの玄関口でもある。ベル・イルへの船が出るポール・マリア港は、かつてイワシ漁でにぎわった。漁船の姿こそもう見られないが、オイルサーディンの缶詰は今もこの町の名産品。町のあちこちでかわいい缶詰が売られている。
細くくびれたキブロン半島の先端にあるキブロンへ向かう列車は、両側に海が迫る一本道を走っていく。駅から港までは徒歩約10分。その途中に観光案内所がある。
かつてはイワシ漁の盛んな素朴な港町だったキブロンも、今は夏になるとヨーロッパ中からバカンス客が押しかける南ブルターニュ屈指のリゾート地。ビーチは広々として快適だし、設備の整ったタラソテラピーセンターもある。
港周辺にはブルターニュの名産品を売る店がたくさんあって、おみやげ調達にもってこい。有塩バターをたっぷり使ったクイニー・アマンをはじめ、手作りのブルトン菓子はぜひ試してみたい。日本でもファンの多い塩バターキャラメルの名店「メゾン・ルルー」の本店もここにある。また、キブロン名物オイルサーディンのメーカーのひとつ「ラ・ベル・イロワーズ La Belle-Iloise」では、工場見学もできる。
オレー駅前からキブロン行きのBreizhGo社の1番のバスで約1時間10分(7・8月はキブロンまで行かない)。
URL:www.breizhgo.bzh
6月上旬と9月上旬の週末、7・8月の毎日はオレーからキブロンまで列車 Tire-Bouchonが運行。約45分。