バスク文化が詰まった海辺の町サン・ジャン・ド・リュズの楽しみ方

ニヴェル川 La Nivelleの河口に開けた、海沿いの小さな町。スペイン国境まで列車でたった15分だ。観光案内所は駅前からAv.Joachim Labroucheを直進し、Bd.Victor Hugoを右折後、市場を過ぎた所にある。

この町での最も重要な歴史的できごとは、1660年の太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズ・ドートリッシュの結婚式だ。結婚式が行われたサン・ジャン・バティスト教会 Eglise St-Jean Baptiste、当時ルイ14世が滞在したルイ14世の館 Maison de Louis XIVは見どころとなっている。

普段は素朴な海辺の町だが、夏のバカンス期はリゾート客で華やいだ雰囲気になる。赤い窓枠に真っ白な漆喰壁の民家が建ち並ぶ町並みが美しく、散歩しているだけで楽しい。
メインストリートのガンベッタ通りRueGambettaには、バスク発祥といわれるエスパドリーユやバスクリネンの店、マカロンやガトーバスクを売る菓子店が並び、ショッピングが楽しい。

パリ・モンパルナス駅からサン・ジャン・ド・リュズ・シブールSt-Jean-de-Luz-Ciboure駅までTGVで約4時間30分。バイヨンヌからTGVまたはTERで約25分。