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村の名前は、「空の上のコルド」という意味。海抜291mの小さな丘に中世の館がぎっしり並ぶ様子は、まさに「空に近い町」という感じがする。
13世紀に築かれてから、皮革や織物産業などで繁栄した、中世の城塞都市を彷彿とさせる独特の町並みと、古都に住み着いたアーティストたちのアトリエを訪ねよう。
アルビからのバスは旧市街の入口の広場 Pl.de la Bouteillerieに着く。広場に面した坂が旧市街の入口。観光案内所もここにある。石畳の坂を上るとパテール・ノステール(主の祈り)階段 Escalier du Pater Nosterと大時計門 Porte de l'Horloge、さらに坂を上って大通りを進むと右側に広場、カフェが現れる。さらに進むと、西の門 Porte des Ormeauxに出る。サン・ミッシェル通り Rue St-Michel沿いには、楽器、革製品、銅製品などのアトリエが並び、たいていは見学も可能だ。町の中心には、13世紀建造のサン・ミッシェル教会 Eglise St-Michelがそびえ立つ。
青い空と眼下に広がる緑を眺めていると、作家カミュがこの村を愛した理由もわかるような気がする。
アルビからD600を北上し約25km。タクシーで約30分