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中世からルネッサンス、17世紀の建物が混在して残る町並みで知られるサルラ。13〜14世紀に商業の中心地として繁栄し、百年戦争の間に荒れ果てた建物の修復を行ったり、その後増築したことによって独特の建築物が生まれた。1962年の「マルロー法」(当時の文化相アンドレ・マルローが提唱した歴史的町並み保存のための法律)適用第1号となり、見事に復元された美しい町全体が博物館のよう。
町の中心へは、駅を出て左に延びる2本の道のうち、Av. de la Gareを行く。大きな通りに突き当たったら右に折れ、真っすぐ進むと旧市街に着く。駅から徒歩で15〜20分。
町の中央を貫くレピュブリック通りの左右に、石畳の小道が迷路のように入り組んでいるので、気の向くままに歩いてみよう。16世紀のラ・ボエシの家 Maison de La Boétieをはじめ、繊細な装飾の施された建物が町のいたるところに見られる。
グルメの里として知られるペリゴール地方南部の中心地だけに、おいしくて安いレストランも多い。
ペリグーからTERで約1時間25分。
モンテーニュとの親交で知られる詩人ラ・ボエシの生家はルネッサンス様式の建築物。彼の生家であることを示すプレートが掲げられている。