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ニームとアヴィニョンの中間あたりにあるローマ時代の水道橋で、€5紙幣の裏に描かれている。高さ約50mと、2000年も前に造られたなんて信じられないほど巨大なものだ。当時は1日に2万㎥もの水をユゼスUzèsの水源からニームまで送っていたという。その間なんと50km。ちょっと見たところでは水平に見えるので、当時どうやって水を流したのか不思議に思うかもしれない。そこは建築技術にかけては天才的だったローマ人のこと、ちゃんと勾配がつけられ、アーチの最上層の水路に水が流れていたのである。
現在、最下層のアーチの上は道路として使われている。橋を見るだけなら30分で見学は終わってしまうが、ここでは大自然のなかでのんびりと散策やピクニックを楽しんでみたい。
バスでのアクセス
ニーム駅のバスターミナル(Gare Routière)からliO社の121番のバスで約45分。アヴィニョンのバスターミナルからは115番のバスで約40分。どちらも Vers-Pont-duGard/Rond Point Pont du Gard下車。4/5〜9/30('23)に運行。
URL:https://www.lio-occitanie.fr/