
- スペイン
一度は見たい!! フィエスタの国スペインのお祭り5選
2023.1.23
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ローマ人の植民市として築かれたバレンシアは、15〜16世紀に地中海貿易により黄金時代を迎えた。商業とともに農業も盛んで、有名なバレンシアオレンジの産地であるとともに、郊外のアルブフェラ湖周辺はスペイン有数の米どころとして知られる。スペイン料理を代表するパエリャも、バレンシア地方で生まれた料理だ。また地中海性気候のため温暖なバレンシア一帯の海岸は、マドリードから最も近いビーチリゾートとして親しまれている。
長距離列車は中心部の南、新駅舎のホアキン・ソローリャ駅に到着する。鉄道の切符を提示すれば約10分おきに運行しているノルド駅までのシャトルバスに無料で乗れるが、歩いても10分ほど。なお長距離列車の切符は、ホアキン・ソローリャ駅でしか購入できないので注意すること。バスで到着した場合は、中心部より北西のバスターミナルの近くにある地下鉄Turía駅から1号線に乗り、ひと駅目のÀngel Guimeráで3号線に乗り換え、次のXàtiva駅で降りればノルド駅前。またはバスターミナル前から8番の市バスに乗るとレイナ広場や市庁舎広場まで行くことができる。
ノルド駅を背にしてAv. Marqués de Soteloを直進すると、 市庁舎広場Pl. del Ayuntamientoに出る。その先を北東に進むとカテドラルCatedralのあるレイナ広場Pl. de la Reina、北西に行くとラ・ロンハ・デ・ラ・セダLa Lonja de la Sedaのあるメルカード広場Pl. del Mercado。どちらもノルド駅から徒歩15分ほど。このふたつの広場の周りに旧市街の見どころが集まっている。
レイナ広場は市バスの発着場となっていて、カテドラルを眺めながら休憩できるカフェが並ぶ。またメルカード広場にある中央市場Mercado Centralは、生活の匂いがあふれるバレンシア市民の台所だが、郷土色があるので旅行者でも楽しめる。
市内から約10km。地下鉄3、5番線が乗り入れており、Xàtiva駅からAeroport駅まで約20分、€3.90。タクシーなら€15程度。
全部で5路線あり、料金は市内中心部で€1.50、10回分の回 数 券 ボノメトロ€7.60。 地下鉄と市バスに10回乗車できるボノ-10もあり€9。空港から
バレンシア近くのブニョールBuñolで開催されるトマト祭り La Tomatinaは、トマトを投げ合う過激な祭り。開催日は、毎年8月の最終水曜(水曜が 5 回ある場合は第4水曜になることもあるので、事前に要確認)。参加は予約制で人数制限があるため、 公式サイト(e latomatina.info)から早めにチケットを購入しておこう。ブニョールへは、バレンシア・ノルド駅から近郊線 C-3 で約 1 時間、30 分〜 1 時間おきの運行。ブニョールは小さな町で宿泊施設も少ない。バレンシアに泊まる場合は火祭り、トマト祭りともにたいへん混み合うので、早めに宿を予約しておきたい。