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台北から気軽に行けるノスタルジックタウン九份の魅力とおすすめ散策コース

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2023年1月1日
公開日
2023年1月1日
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ノスタルジックな町並みが広がる九份は台北の東北約30kmに位置する山あいの小さな町。台北から気軽に日帰り旅行できるので旅行者に人気の町だ。町の始まりは人口十数人足らずの小さな村だが、1893年に金鉱が発見されてからは空前の繁栄を誇る。その後、金鉱脈が尽きるとともに急激にさびれてしまったが、大ヒットした台湾映画『悲情城市』のロケ地になったことで再び注目を浴び、台湾でも屈指の人気観光地となった。近年はノスタルジーあふれる古きよき町並みに出合える町として、日本人をはじめ外国人観光客にも絶大な人気を誇っている。

アクセス

台北から

《鉄道&バス》
台鐵台北駅より東部幹線で瑞芳(ルイファン)まで行き、788、825、856「金瓜石」行きバスに乗り換える。瑞芳駅までは自強號76元、莒光號59元、區間車49元など多数便がある。所要約40~60分。
金瓜石行きのバスは、駅を出て左側約200mの所にある「區民廣場」バス停より発車。所要約15~20分、15元。

《バス》
「 捷運忠孝復興站」バス停
より基隆客運1062「金瓜石」行きが多発。または「捷運西門站」バス停より台北客運965「金瓜石」行きが30〜60分(土・日・祝は30〜40分)に1本。いずれも「九份(九份派出所)」または「九份老街」下車。所要約1時間10〜30分、90〜101元。タクシー(1000〜1200元が相場。要交渉)もある。

基隆から

《バス》
基隆駅前の基隆客運バスターミナルより788「金瓜石」行きバスが5:20~22:40に多発。所要約30~40分、30元。

九份の歩き方と見どころ

基山街

「九份老街」バス停近くのセブン-イレブン横から細く延びる道で、みやげ物店や食堂、スイーツの店がびっしりと軒を並べている。店のひさしが連なりアーケードのようになっていて、昼でも薄暗く、まるで不思議の町に迷い込んだかのような雰囲気。

基山街

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住所
新北市瑞芳區基山街

豎崎路の階段

赤いランタンがどこまでも連なり、遠く前方には海が見えるというまさに九份らしい景色に出合える、九份観光のハイライト。階段沿いには絶景を売りにした茶藝館が並ぶ。

豎崎路の階段

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住所
新北市瑞芳區豎崎路

昇平戲院

この地が空前のゴールドラッシュに沸いていた1927年に、台北に先がけ台湾北部で初めてオープンし、当時は台湾最大規模の映画館だった。

昇平戲院

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住所
新北市瑞芳區輕便路137號
電話番号
(02)2496-2800

ベストタイムは夕暮れ時だが人出も多い

夕暮れ時は提灯に明かりがともり、幻想的な景色が広がる。人混みを避けるなら午前中からの散策がおすすめ。特に週末は身動きができないほど。台北からのツアーも多い。

基山街→豎崎路の階段が定番ルート

九份のメインストリートは「九份老街」バス停の近くから東西にくねくね延びる基山街と、「九份(九份派出所)」バス停から南へ上る石段で九份の町の中央を南北に走る豎崎路。基山街はショップやレストランが軒を連ねるにぎやかな通り。基山街と平行する輕便路にもショップ、茶藝館、民宿が点在している。

裏道の散策

九份は無数の小道と階段が続く町。基山街から1本小道に入ると、地元の人々の生活の場としての穏やかな町並みが広がっている。ほんの少し足を延ばして、観光スポットではない素顔の九份に出合うプチ探検に出かけてみては?

観光客はほとんどいない

FAQ

Q
滞在時間の目安は?
A
食べ歩きや絶景を楽しみながら茶芸館でのティーブレイクなど、見どころを満喫するなら一日、提灯に明かりが灯る夕暮れ時を狙うなら午後から半日でも。
Q
「九份」という名前の由来は?
A
諸説ありますが、村の開拓後に住んでいた9世帯の住人が生活物資をまとめ買いしていた際に「9つ分」と毎回言っていたからといわれています。
Q
『千と千尋の神隠し』の舞台なの?
A
赤い提灯が並んだ様子やレトロな街並みが、映画のモデルと噂はされているがスタジオジブリはこれを否定している。
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