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スペインの古都トレドを巡る歴史と名所ガイド エル・グレコゆかりの地を訪れる旅

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2022年9月29日
公開日
2022年9月29日
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ローマ時代に城塞都市として築かれたトレドが、西ゴート王国の首都になったのは560年のこと。伝説によると8世紀初め、タホ川で水浴びをしていた娘を国王に凌辱された父親が、王に復讐するためイスラム教徒に助けを求めた。イスラム軍はトレドを一気に攻め落とし、約150年続いた西ゴート王国は滅びた。 11世紀、国土回復を目指す戦いのなかで、トレドは再びキリスト教国の首都となる。自由を尊重するこの町では、イスラム支配下に開花した文化を継承し、キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒が共存して繁栄の時代が続いた。しかし1561年にフェリペ2世がマドリードに遷都すると、トレドの時代は幕を閉じ、町は眠りにつく。16世紀にはギリシア生まれの画家、エル・グレコが生涯を送ったことでも知られ、彼にゆかりの場所も多い。

おもな見どころ

カテドラル(大聖堂)

フェルナンド3世の命によって1226年に建設が始められ、1493年に完成したスペイン・ゴシック様式の大聖堂。

トレド大聖堂

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電話番号
925 222 241

アルカサル(軍事博物館)

内戦の舞台にもなった城。1936年の市民戦争において、モスカルド大佐率いるフランコ軍が72日間にわたって籠城した。現在は博物館となっており、地下にはフランコ軍の家族が立てこもった跡がある。

アルカサル (軍事博物館・トレド)

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電話番号
925 238 800

エル・グレコ美術館

エル・グレコが住んでいた住居付近の廃墟を、1906年にベガ・インクラン侯爵が買い取って修復。16〜17世紀の家具や調度品を置き、アトリエや書斎を再現している。

エル・グレコ美術館

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住所
Samuel Leví, s/n
電話番号
925 990 982

観光案内所

市庁舎内
住所
Pl.delConsistorio1
電話番号
925254030
URL
https://turismo.toledo.es/
開館時間
毎日10:00〜18:00
休館日
1/1・6、12/24・25・31
ビサグラ新門前
住所
PuertadeBisagra,s/n
電話番号
925251005
開館時間
月〜土10:00〜18:00日・祝10:00〜14:00
休館日
1/1、12/25
  • タホ川対岸の展望台から市街を一望できる
  • カフェのテラスから町を眺める
  • 町を一周するトレインビジョンは観光客に人気

トレドへのアクセス

列車
マドリード・アトーチャ駅から高速列車Avantで33分、€12.90、1日10〜15便。
バス
マドリードのエリプティカ広場バスターミナルからAlsa社のバスで1時間15分、€5.47。月〜金はほぼ30分おき、土・日・祝は30分〜1時間おきに運行。
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