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フランス最高の鶏、「ブレスの鶏」を産する町。郊外には鶏の飼育場を見学できる所もある。観光案内所で問い合わせよう。この町は、食通の都としてだけでなく、建築史上重要な教会があることでも知られる。中心街から少し離れた所にあるブルー修道院Monastère Royal de Brouだ。この修道院は、ブルゴーニュ、フランシュ・コンテ各地方で外交的な手腕を振るったマルグリット・ドートリッシュが、自身の最後の夫サヴォワ公フィリベールをしのんで建てたもので、着工は1506年。入口は後期ゴシックのフランボワイヤン様式で、フランスに多いゴシックのカテドラルとは趣を異にする。聖職者の席やサヴォワ公フィリベールとマルグリットの墓の彫刻が実に見事で、フランボワイヤンゴシック様式のひとつの頂点を極めたといっても過言ではないだろう。
リヨン・パール・デュー駅からTERで40分〜1時間。