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スペインとフランスに挟まれたピレネー山中に、面積468㎢、人口約8万人というミニ国家アンドラがある。正式国名はアンドラ公国 Principat d'Andorra。 8世紀にシャルルマーニュ大帝がピレネーにおいたスペイン辺境領のひとつ、ウルジェイ伯領を起源とし、1274年以降はラ・セウ・ドゥルジェイの司教とフランスのフォア伯(後にはフランス大統領)のもとで自治が認められてきたが、1993年の国民投票によりアンドラを独立国家とする憲法が制定された。
首都はアンドラ・ラ・ベリャAndorra la Vellaで、公用語はカタルーニャ語だが、スペイン語やフランス語も通じる。通貨はユーロ。
自然に恵まれたこの国では、夏は登山やキャンプ、冬はスキーといったアウトドアスポーツが楽しめる。そして、もうひとつの魅力がショッピング。アンドラでは電気製品や外国からの輸入品が免税で買えるとあって、週末ともなればフランスやスペインからの買い物客でにぎわう。
バルセロナからのバスは、バリラ川の北側にあるバスターミナルに到着する。ここから観光案内所のあるロトンダ広場Pl. de la Rotonda(バリラ川に架かる橋の上)へは徒歩10分ほど。
ロトンダ広場からメインストリートのメリチェル通りAv. Meritxellをスペイン方面へ上って行くと、右側に「ピレネーPyrénées」というデパートがあり、何でも揃っているので買い物に便利だ。
バリラ川の東側はエスカルドEscaldesと呼ばれる地域。ここにはカルデアCaldeaというスパ&レジャー施設があり、巨大ラグーンプールやジャクージ、エステティックルームも完備されているので、のんびりと旅の疲れを癒やしてみては。