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ピピ島のアクセス方法とおすすめスポットを完全ガイド!

地球の歩き方ウェブ運営チーム

地球の歩き方ウェブ運営チーム

更新日
2022年12月1日
公開日
2022年12月1日
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ピーピー島(ピピ島)は、クラビーの南約42km、プーケットの南西約48kmにある、アンダマン海に浮かぶ大小6つの島の総称。最も大きいのが観光化されているピーピー・ドーン島。その南にある小さな無人島が、映画『ザ・ビーチ』のロケが行われたことで有名なピーピー・レー島だ。島の周囲には美しいスノーケリングポイントが点在している。

行き方

旅行者が第一歩をしるすのはこの桟橋

プーケットからボートで

プーケット・タウンの東にあるラッサダー埠頭からトン・サイ湾の桟橋へ数社が運航。
所要時間約1時間のスピードボートは8:15~14:00の間に11本、800バーツ~。所要時間2時間のフェリーは8:30~15:00の間に6本、600バーツ〜。
ラッサダー港でチケットを購入するよりゲストハウスや旅行会社で購入したほうが、ピックアップ付きになり割安。ピーピー島発のチケットは300Bなどと安くてもプーケットの宿への車料金は別なので申し込み時に要確認。
東海岸のホテルは独自に専用のボートを運航する場合があるので、宿泊先や旅行会社に確認を。

クラビ―からボートで

クローン・ジラッド埠頭から数社が運航。1日2便、10:30、15:00発、 所要約1時間30分、500バーツ〜。アーオ・ナン・ビーチからは1日1便9:30発、500バーツ~。ボートは途中の海上でプラーナン・エリアからのボートの乗客をひろう。

プーケットやクラビーから1日ツアーで来る場合

日帰り観光では、ピーピー島で過ごせる時間はかなり少ない。片道切符を買っておけば帰りの日時は自分で設定できるので、時間や日程に余裕のある人は片道切符で渡り、何日かのんびり滞在してみよう。

ピーピー・ドーン島の歩き方

プーケットやクラビー、ランター島からのボートを降りると、船着場には宿の客引きやツアーの勧誘が待ち構えている。桟橋を渡りきると、そこが島の中心となるトン・サイ・エリア。ホテルや旅行会社、レストラン、ショップ、バーなどがひしめき合う繁華街だ。海水浴やマリンスポーツが楽しめるロ・ダラム・ビーチへは桟橋から徒歩約10分。中心街より北東、展望台に向かう途中には安いゲストハウスもあり、新しいリゾートも続々と建設中だ。静かに過ごしたいなら、トン・サイ・エリアからロング・テイル・ボートでロング・ビーチやレームトーン・ビーチへ。宿を確保したら、ビーチやスノーケリング、ダイビングのツアーへ出かけよう。島の清掃費用として、入島の際に桟橋でひとり20バーツが徴収されている。

ロングテール・ボートの料金

ピピ島での足はロングテール・ボート

トン・サイ・エリアから
《ロングビーチへ》1人100バーツ~(2人から。1人のみは200バーツ)
チャーターの場合:3時間1800バーツ~。6時間3500バーツ~。
《レム・トン・ビーチ、ロ・バカオ湾へ》1人1000~1300バーツ

おもな見どころ

曲線を描くビーチ、そびえ立つ絶壁が見える《ピーピー・ビューポイント》

トン・サイ湾の桟橋から繁華街を右に行き、チャオ・コー・ピーピー・ロッジ手前を左へ折れ、ロ・ダラム湾方面に10分ほど歩いていくとピーピー・ドリーム・ゲストハウスの近くにピーピー・ビューポイントに向かう階段がある。かなり急な階段を上りきると、その先はなだらかな坂を上る舗装道路になっている。階段を上り始めてから20〜30分で頂上に到着。大きな岩が突き出した所から、入江の両側に海が広がる美しい眺めを見ることができる。

楽園を求める旅人がたどり着く無人島《ピーピー・レー島》

ピーピー・ドーン島からロング・テイル・ボートで約25分、スピードボートで約10分の無人島。ゴツゴツした岩ばかりの島だが、見どころとしてバイキング洞窟Tham Vikingがあり、船と思われる壁画が残っている。この洞窟にはウミツバメがすみ着いており、その巣は中国料理の材料として珍重されている(一般の立ち入り禁止)。
映画『ザ・ビーチ』の撮影で有名になったマヤ・ベイは、環境保全のため時期によっては閉鎖しているが、その裏側にあるピレー・ラグーンでは通年泳ぐことが可能。

ピーピー島のおもなビーチ

ロ・ダラム・ビーチAoLoDalam

ピーピー・ドーン島のトン・サイ・エリア北側に広がる白砂のビーチ。遠浅で、グリーンのグラデーションに輝く海が美しい。 日光浴や海水浴でのんびり過ごせる。

レームトーン・ビーチHaatLaemThong

ピーピー・ドーン島の北端から南東に延びる長さ1kmほどのビーチ。東岸にあるため乾季は多少波があり、反対に雨季は穏やかになる。海は遠浅で、その先は水深10mほどの棚になっているためスノーケリングが手軽にできる。初心者の体験ダイビングもビーチから歩いて入れ、エダサンゴなどが見られる。モスキート島、バンブー島、コーラル・リーフへは、それぞれロング・テイル・ボートで10〜20分で行け、近場でスノーケリングやダイビングができる。

ハート・ヤーオHaatYao(ロング・ビーチLongBeach)

ピーピー・ドーン島の南東部にあるビーチ。東のマレー半島から昇る朝日、西のピーピー・ドーン島などの雄大な景色が眺められる。リゾートが数軒あるだけで、のんびりした雰囲気が魅力だ。沖にはヒン・ペーという珊瑚礁が広がっており、スノーケリングを気軽に楽しめる。

ロ・バカオ湾LoBakaoBay

レームトーン・ビーチの南部に広がる遠浅のビーチ。小規模なリゾートとレストランが数軒あるだけで静か。エリア内の交通は自転車のみ。内陸はマングローブが広がっている。トン・サイからはロング・テイル・ボートのほか、山道をトレッキングするとピーピー・ビューポイント経由で1〜2時間。ホテルによってはトン・サイまでボートでの無料の送迎があるので予約時に確認を。

スノーケリングポイント

ピーピー・ドーン島の南部、ロング・ビーチ近くのヒン・ぺー&シャーク・ポイントHin Phae & Shark Point、北東部の沖のバンブー島Bamboo Island、ロ・サマ湾Ao Lo Samahなど。

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