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最新の台湾カルチャーが集まる「台中(タイヂョン)」の歩き方
2019.9.18
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日月潭は埔里の南約18kmの山あいに位置する美しい湖。海抜748m、面積約8平方キロメートルで、台湾最大の淡水湖である。
日月潭という名の由来は、湖に浮かぶ拉魯(ラルー)島から東側が太陽、西側が月の形をしていることによる。湖周辺に住む原住民サオ族には、1頭の白鹿に導かれて湖を発見し、ここに定住したという伝承が残っている。
山と湖とが織りなす景観は変化に富み、遊覧船やバス、自転車、あるいは徒歩などでも水墨画のような風景を楽しめる。湖面の色が刻々と変化する夜明け頃が最も美しいとされ、その景色をひと目見ようと多くの観光客が訪れる。ぜひ宿泊してじっくり眺めてみたい。
まずは湖から周囲の景色を眺めてみたい。日月潭バスターミナルがある水上と対岸の玄光寺、伊達邵に埠頭があり、水上バス(遊覧船)が運行されている。数社が時計回りに周回しており、1周約1時間、1日券300元。水社から乗船し伊達邵で下船して、あとは遊湖バスで見どころを尋ねながら戻ってもいい。
遊湖バスは湖岸を走り、日月潭バスターミナルと玄光寺間を往復している(湖を一周はしない)。1時間に2~3本運行。何度でも乗降できる1日券(80元)が便利だ。
湖岸にはサイクリングコースがあり、レンタサイクル(150元~)で水社周辺だけでも走ってみれば、湖の美しさを堪能できる。
日月潭の湖畔から山を越えて九族文化村とを結ぶロープウエイ。全長1.87km、所要約8分。最大斜度は43度。86台の8人乗りゴンドラが1分間隔で次々と運行されている。ゴンドラから望む、湖と周囲の山々が織りなす美しい景観は日月潭観光のハイライト。
南投客運バスの日月潭への往復と日月潭ロープウエイ、九族文化村、水上バス1日券、遊湖バス1日券などがセットになったお得な切符(台中発1250元)。九族文化村を含まないものなど各種あり。南投客運干城總站バスターミナル、台鐵台中駅バス停で購入できる。
URL:http://www.ntbus.com.tw/p-1.html