ランター島で絶対訪れるべきビーチと観光スポット紹介

ランター島（ランタ島）は、クラビーの約70km南にあるふたつの島で、北がランター・ノーイLanta Noi、南がランター・ヤイLanta Yaiと呼ばれている。観光化されているランター・ヤイ島は、南北約27kmの大きな島。西海岸の各ビーチには数多くのリゾートが建つ。ハイシーズン以外はクラビーやピーピー島からの定期船が出ないためか、ほかの南部の島々と比べるとまだまだのんびりとした雰囲気。周辺の島々へのダイビングの拠点としても人気がある。

ランター・ヤイ島の北端にあるサラダン村Saladan Villageが島唯一の繁華街。島外各地からのボートはサラダン村の北にある船着場（サラダン埠頭）に着く。村の中心部は歩いて30分もあればひと回りできる程度の広さだが、旅行会社、コンビニ、ショップやレストランがあり、その南側にはマーケットも出る。島の西海岸沿いには、3kmを超える全長から通称ロング・ビーチと呼ばれるプラ・エー・ビーチPhra Ae Beachをはじめ13のビーチがあり、リゾート化が進行中。宿は、1泊300〜400Bの素朴なバンガローから1泊5000B以上の高級スパ・リゾートまで、予算に応じて幅広く選ぶことができる。

島南東部には、住民の多くを占めるイスラーム教徒のオールド・タウン（シー・ラーヤー）があり、リゾート化された西部とはまた違った島の魅力がある。

入江の静かなビーチは、遠浅で海水浴に向いている。

サラサラとした白砂のビーチが見渡すかぎり続く風景が美しい。海沿いに20軒以上のリゾートが並んでいるが、ビーチが広いのでゆったりした雰囲気がある。

そのほか南部には、岩は多いがスノーケリングが楽しめるクローン・コン・ビーチや、手頃な宿やレストランがあるクローン・ヒン・ビーチなどがある。