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スマラプラから15kmほど北東、アグン山の麓に位置する風光明媚な農村。ソンケットと呼ばれる伝統的な織物を産業とするこの村は、ドイツ人芸術家のヴァルター・シュピースなど数々の外国人を魅了してきた。それはこの村に田園風景や豊かな自然がもたらす、心地のよいエネルギーが満ちているため。ヨガや瞑想をする人にも人気のパワースポットとして注目されている。
スマラプラ~アンラプラを結ぶ街道沿いにある市場がシドゥメン中心部。周辺にはワルンや織物ショップが並んでいる。市場から南へと延びる道沿い(ウンダ川とほぼ並行している)には、田園風景のなかにホテルが点在。山地にあるので坂が多く、距離のわりに移動に時間がかかる。ほとんど外灯がないので、夜歩きには懐中電灯が必携。夜は冷え込むので、セーターなども用意しよう。
農村地帯をのんびり散策することは、シドゥメンでの大きな楽しみ。美しい田園風景があちこちに広がっているので、気に入ったポイントであぜ道を歩いてみよう。稲穂を揺らす風にほおをくすぐられながら進めば、農作業小屋で遊ぶ子供たちやのんびりと草をはむ牛など癒やしの光景が広がっている。アグン山と田園風景を一望できるビューポイントへ行く場合は、宿泊ホテルでガイドを頼むといい。
空港からエアポートタクシーで2時間(定額運賃はRp.65万)。
南部リゾートエリアから車で1~1.5時間、ウブドから約1時間。車のチャーターで訪れるのが一般的。