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スマラプラとチャンディダサの間にある小さな漁村。古くから天然の良港として知られ、ロンボク島へのフェリーも発着している。静かな青い海は透明度が高く、バリ有数のダイビングスポットとしても有名。旅行者向けの施設は、ホテルやレストランなどひととおり揃っている。素朴な村の雰囲気を楽しみながら、のんびり静かに休日を過ごすにはおすすめの場所だ。
ロンボク島間のフェリーが発着する埠頭から、北西の市場へ延びるメインロードが地元の人たちのエリア。ベモステーションや銀行などはこの周辺に点在している。そして埠頭の東側、ビーチ沿いのジャラン・シラユッティ Jl. Silayukti沿いが、簡素なバンガローやレストランが並ぶ観光客のエリアとなっている。
アムック湾に面したビーチは白砂で、目の前の海は美しいブルーのグラデーションを見せる。透明度のよさ、サンゴの豊富さ、そして魚影の濃さでバリを代表するダイビングポイントとなっており、毎日のようにダイバーがこの村へやってくる。
静かな入江沿いにあるパダンバイは、ダイビングスポットとしても人気。遠浅でサンゴが多く、波も穏やかなので初心者でも楽しめる。ジャラン・シラユッティ沿いにはダイブショップが多く、ボートエントリーで海中世界を堪能できる。スノーケリングにはブルーラグーン・ビーチがおすすめ。
バリ島の東側、アムック湾の南西部にあるパダンバイは、バリでいちばん最初に開発されたダイビングポイント。遠浅でサンゴも豊富なことから、ダイビングだけでなく、スノーケリングでも十分海のすばらしさを味わえる場所だ。
パダンバイでは、サメ(ホワイトチップ)やウミガメ、ナポレオンフィッシュに会う確率が高い。クマノミ系の個体数が多く、ハダカオコゼやウミウシなどもマクロ派ダイバーを喜ばせてくれる。運がよければ青と黄色のきれいなハナヒゲウツボに出合うこともある。現在開発されているポイントは7ヵ所ほどで、特にブルーラグーンBlue Lagoon周辺の海がおすすめだ。
プラ・ジュプンには大きなヒラフキサンゴがあり、魚たちがそこに群がっている。また穏やかなスロープの砂地ではヤッコエイをたくさん見ることもできる。パシル・プティは真っ白な砂が広がる小さな湾だ。エダサンゴ、テーブルサンゴ、アカサンゴなどがあり、サンゴの周りにデバスズメなどの小魚が遊んでいる。季節によってはモンゴウイカが産卵に訪れ、触ることも可能だ。
空港からエアポートタクシーで80分(定額運賃はRp.65万)。
プラマ社のシャトルバスは、クタ(7:00発)、サヌール(7:30発)、ウブド(8:30発)から毎日各1本(所要1.5~2時間、Rp.10万~12万5000)。復路はパダンバイ13:30発。そのほかアメッドからも毎日1本(所要1.5時間、11:30発、Rp.15万)運行している。