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チュリッからシガラジャへ向け、アグン山の山裾、海岸沿いの道を北西へ向かう。およそ10kmでトゥランベンに到着。一般の旅行者が訪れることはまれだが、日帰りやダイビングサファリで訪れる日本人ダイバーの数は多い。トゥランベンはとても小さな村だが、家族経営のバンガローから1級クラスのリゾートまで宿泊施設が充実し、気軽に海中散歩を満喫できる。バリ北部独特の黒砂のビーチをもち、海もきれいなので、バリ島北東部を周遊するなら、ここに滞在してみるといい。また、ヤシの実や米などを原料とする蒸留酒アラックは、このカランアサム地方が特産地として有名。特にアメッド~トゥランベン間にあるムリタ村は、おいしいアラックを作る村としてバリの愛飲家に知られている。
沈船ポイントとして有名なトゥランベンは、ダイバーに人気の高いダイブサイト。ビーチからエントリーして30mほどで、アメリカの貨物船リバティ号が横たわっている魚礁にたどり着く。船にはギッシリとソフトコーラルが付き、ギンガメアジの群れのほか、イソマグロやロウニンアジも出没する。初心者から上級者、ファンダイブ派から水中写真派まで、誰もが楽しめるバリ島随一の人気ポイントとなっている。
バリの北東部にあるトゥランベンは沈船ポイントとして有名だ。ビーチにある真っ黒なゴロタ石からエントリーしていくと、30mほどで1942年(第2次世界大戦中)、日本軍によって攻撃されたアメリカの貨物船リバティ号(全長120m)が横たわっている。船にはギッシリとソフトコーラルなどが付き、今では魚礁と化しており、バリで最も人気の高いダイビングポイントのひとつとなっている。ダイバーが入るとすぐにクロハギなどの魚たちが人懐っこく近寄ってくる。
沈船は水深5mから始まり、水底30mほど。船の中に入っていくと、ナポレオンフィッシュや体長1.5mはあろうかというジャイアントバラクーダがすんでいる。沈船、スロープ、ドロップオフなど変化に富んだポイントがあるので、ワイド派でもマクロ派でも楽しめる。ドロップオフは水深が80mもあるが流れは穏やかで、カンムリブダイやロウニンアジが回ってくる好ポイントだ。カイメンのツボが多く、幻想的な光景が見られる。
空港からエアポートタクシーで約3時間(定額運賃はRp.120万)。
プラマ社のシャトルバスは、クタ(7:00発)、サヌール(7:30発)、ウブド(8:30発)から毎日各1本(所要3~3.5時間、Rp.20万)。復路はトゥランベン12:00発。