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バリ島東部にある静かな漁村。ビーチにはダイビングに適したバリ有数の珊瑚礁が広がり、ダイバーに人気の宿泊地として知られている。静かで素朴な「昔ながらのバリの村」という風情にひかれ、長期滞在する旅行者も多い。断崖に建てられた眺めのいいホテルでのんびり過ごし、気ままにダイビングやスノーケリングを楽しんでみたい。
早朝に浜辺を散歩すれば、帆を張ったジュクンが漁に出ていく光景が広がっている。勇ましく船を押し出す男たち、見送る陽気な子供たち。バリ島の素顔を垣間見たような気分になるはずだ。
観光開発がめざましいアメッドAmed村から東のジュムルッJemelukにかけて、通り沿いにレストランやホテル、ミニマートが並んでおり便利に過ごせる。昔ながらのバリ情緒に浸りたいなら、その東側にあるブヌタンBunutanやリパLipahといった静かなエリアに滞在するのがおすすめ。
アメッド内には公共交通がないため、移動にはホテルでバイクのレンタルやチャーター車を手配してもらうのが一般的。郊外にあるランプヤン寺院へは、ホテルで同行者を探して一緒に移動すれば、車チャーター代を割り勘にできて割安となる。
色鮮やかなソフトコーラルが楽しめるアメッドは、バリでも屈指のダイビングスポット。ダイビングセンターを併設したホテルもあるので、滞在すればダイビング三昧が楽しめる。
バリ島の北東、アメッド周辺もサンゴがよく発達していて好ダイビングポイントとして知られている。特におすすめはアメッドの東隣ジュムルッJemeluk沖合などだ。
自然光が差し込む水深7mまでは、見事なテーブルサンゴが見られる。サンゴの周りでは小魚の群れが優雅にダンスをしていて、それを見るだけでも楽しい。この先からドロップオフになっており、緩やかな流れに乗ってのドリフトダイビングとなる。カンムリブダイ、ナポレオンフィッシュに出合える確率が高く、大イソバナが茂ったドロップオフは竜宮城のような美しさを見せてくれる。また、ジュムルッから8km東の沈船ポイントJapanese Ship Wrekも、一面にエダサンゴが広がる好スポットだ。
空港からエアポートタクシーで約3時間(定額運賃はRp.120万)。
プラマ社のシャトルバスは、クタ(7:00発)、サヌール(7:30発)、ウブド(8:30発)から毎日各1本(所要3~3.5時間、Rp.20万)。復路はアメッド11: 30発。