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ドイツからチューリヒを通ってイタリアに続く南北の鉄道路線と、フランスからローヌの谷を経てオーストリアへ抜ける東西の路線が交差する地点にある町。グレッシャー・エクスプレスの路線のちょうど中間地点で、またティチーノ地方への玄関口ともいえる場所に位置している。周辺のフルカ、ゴッタルド、スステンなどの峠から来る道が交わる所でもあり、今も昔も交通の要所となっている。自転車やオートバイで峠越えをする人、ハイキングを楽しむ人、グレッシャー・エクスプレスやポストバスを使って旅をする人など、さまざまな目的の人たちが立ち寄るので、小さいながらもにぎやかな町だ。
ブリークから1時間に1本の直通列車で約2時間。チューリヒからゲッシネン Göschenenなどで乗り換えて約2時間。
駅を出て左に少し行くと観光案内所があるが、駅前にはほかに何もない。観光案内所から右に折れて少し歩いていくと、徐々に商店やカフェなどが現れ、にぎやかになってくる。この町を峠巡りの拠点にする旅人が多いため、町の規模のわりにホテルやレストランの数は多い。橋の手前にレストランやガストハウスが何軒か固まっている所があり、テラスに人が集まってちょっとした広場になっている。メインストリートは川を越えてからの細い通りで、駅からは少し距離があるので荷物を持って歩くのは大変。かわいらしいガストハウスやレストランが並ぶ石畳の道だ。